小さな幸せ

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．




『殺したい程好き』




待ってました〜！



その後の幼稚な玉ちゃんに



私「かわい〜！！！！」



いつものように、悶絶




そういつものように




……




……したけど、なにか違う





『わたしの事どれくらい好き？』




このキスブサのお題に、



みっくんがどう答えるのか



気になって、気になって、



仕方ない





『これくらい！これ宇宙ね、ちょーデカくない？』




……可愛い



評価は最下位だったけど



やばい……可愛いというか



ギュンギュンする



私の心臓が、



ギュンギュンいってる





今までも、さんざんみっくんの事
テレビで見てたけど……




『テレビの中のみっくんは、
北山さんじゃないから』




なんて事言っちゃったんだ、私




演技してるみっくんだって、

私の前で普通に喋ってるみっくんだって




みっくんは、みっくんだよ……




あんな事言われて、どう思ったんだろう





……





ミ「A〜、手止まってますよ〜(笑)」




仕事中、向かいの席のミカが



あまりにも、無気力な私に話かけてくる




私「んー？……うん」




ミ「そんな落ち込んでないで、自分から
連絡すればいいじゃん」




私「できないよ……とんでもない事
言っちゃったし」




みっくんから、なんにも連絡ないって事は



もう完全に嫌われたんだ……




だったら、口実でもいいから
会いたかったな



その口実のお風呂は、今日修理来るし



会う理由すら、なくなっちゃった





ピコン♪ とメールが入る




ん？




『仕事終わったら、うちに来て』




ガタガタガタッ！



椅子から落ちる私




ミ「やだ！A、大丈夫？」




立ち上がって、上から覗き込むミカ




私「ぶ、ぶ、ぶっ」



ミ「え？なに？」



私「文章！」



ミ「頭打ったの？」



私「ち、ちがっ！ みっくん！」



ミ「連絡きたんだ！ 良かったじゃん」




座り直して、改めて
メールを見直す




見間違えてないよね？




しかも、ちゃんと約束通り文章入れてくれてる




簡潔すぎる気はするけど

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