小さな幸せ

4 ページ4

．




北「うははははっ！」



私「ちょっと、ヤス！やーめーて！」




私の会社での失敗エピソードを
みっくんに暴露するヤス




……もう悪意しか感じない




1度しか会えないなら、いいイメージで
いたかったのに！




北「Aちゃんのイメージ変わったわ(笑)」




ほらやっぱり……



どんなイメージよ




北「もっと大人しい感じだと
思ってた」



ミ「あはははっ、ないわ〜」





……おわった……





ヤ「そういやさ〜、この前の試合の時、
相手チームにいたやつ……」




違う話しが始まって



ヤスと盛り上がり始めるみっくん





……もういいや



なんか私のおまぬけな話しで
楽しんでもらえたみたいだし




私「おかわり！」



ミ「え、はやっ！急にペース早くない？」




もうね、可愛くちびちび飲むのやめたの




開き直って、飲んでたら、
緊張とかなくなって、完全にいつもの調子




私「枝豆食べた〜い」



ミ「A、ここいつもの居酒屋じゃないから(笑)」



私「じゃ、焼鳥〜」



ヤ「チキンピザならあるぞ」



私「なんだこの店、ビールには焼鳥でしょうがぁ」



ヤ「お前、出禁だな(笑)」



北「んははっ、おっさんじゃん」




おっさん……



私のイメージ、完全に降格





北「じゃ、何頼む？ここのメニュー表に
のってるやつね〜？」




隣りから目の前にメニュー表を
広げられる




……ちょっと待って




ち、ちかっ！




肩を寄せてくるから、ものすごく近い




心臓とまる……




なんかもう、選ぶとかできない




私「マンボー」



北「あ？」



私「間違った！マンゴー」



北「どんな間違いよ、デザートね(笑)
マンゴー俺も好き〜」




……知ってる




そしてこの近さで気づいた




私「ねー！」



北「どした？(笑)」



私「本物って以外とおおきいんだね！」



北「ばかやろ！どこ見てんだよ！(笑)」




自分の股間を見るみっくん




私「ち、違っっ！！」



北「んははっ、まじ焦りすぎ〜、
どうせ俺の身長いじってんだろ」




頭をぐしゃぐしゃってされる




……さ、触った……



気絶しそう




ヤ「なんか、お前ら前からの友達みたいだね(笑)」




倒れそうな私には、まったく気づかない
ヤスとミカ

5→←3

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す