そして、あなたに……4

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矢野くんが調べてくれた
お店に行ったら、



ほんとに、美味しくて、
お腹いっぱい食べた



帰りも運転してくれて、
会社に着いたのはもうほぼほぼ夜




佐「おー、おかえり。
どうだった？」




佐藤さんに出迎えられた




私「美味しかった〜！」



佐「は？お前ら、何しに行ったんだよｗｗｗ
ちゃんと見てきたのか？」



矢「見てきました！
ちょっとAちゃん、目標変えないで！」



私「矢野くんが、どうせ経費でおちるから
贅沢しよって、うなぎ食べてきました〜(笑)」



矢「あーー！それ言っちゃダメなやつー！」




慌てて、私の口を手で塞ぐ矢野くん




佐「あははっ、いい度胸してんなぁ、矢野！」



矢「えー！俺ー？」



佐「まっ、仲良くやってくれ、
報告書だけ書いて帰れよー？」




「「 はーい！」」





私「よし！書けた！先に帰るね〜」



矢「はやっ！(笑)おつかれ〜」





今日は、たいちゃんはドラマの番宣で
生放送のクイズ番組に出るらしい




だから、なるべく早く帰って
テレビを見たかったから、やる事を
さっさと済まし、ダッシュで帰宅





ビール片手にテレビの前を陣取る




……目利き王？




面白そうじゃん




でも、番宣ということは、
もちろん智恵理さんも一緒なわけで





……まぁ隣りに座るよね……



ぐびっ


ビールが進む




……そりゃ、楽しそうに話すよね……



ぐびっ



……顔近ずけて相談とかするよね
クイズ番組だし……



ぐびっぐびっ




なんだこれ、ヤキモチ全開で、
全然クイズの内容が入ってこない




……観るのやめようかな





このままだと、ビール足りない気がしてきたし



ちょっとコンビニに、買いに行こ





「ありがとうございました〜」



元気に挨拶してくれる
コンビニのお兄さんにご丁寧に
頭をさげ店を出る



私「おもっ！」



ちょっと買いすぎたかなｗｗｗ




「持とうか？(笑)」




……誰？ やばい……不審者！



後ろを振り返れない




私「ま、間に合ってます」



「なにそれ(笑)こんな時間に
ひとりで出歩いちゃだめだよ、Aちゃん」




Aちゃん？



知り合い？ てか聞いた事ある声




振り返ると、笑顔の玉森さんがいた

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