そして、あなたに……

10〜Fside〜 ページ10

新しく10万円チームに
入ってきた女の子




なんか、やる事が


……面白い(笑)




久々見たわ、お腹鳴ってる子



腹の足しになるかと飴あげたら
すごい顔して、吐き出すし




やばい、なんかツボ(笑)




俺にハガキくれた時も
お腹鳴らして、恥ずかしそうに
聞こえたか確認してくる




その姿がめちゃめちゃ可愛いって
思っちゃうの、なんなんだろ






宮「マジ、偶然ってすごくね？
俺、ほんと会いたかったんだよね、Aちゃん」




違う番組の楽屋でも、彼女の話し



なんとなく、耳を傾ける




玉「お前もしかして、好きだったとか？(笑)」



宮「いやいや、俺は…………ないけど、
アニメに夢中だったから」



二「今の間、怪しくない？(笑)」



宮「怪しくないよ〜、
ほら、だって俺の親友が好きだったからさ」



千「あれだけデカい音でお腹鳴らして、
すっごい恥ずかしがってんの
めちゃめちゃ可愛くない？
なんか憎めない感じ、いいわ〜」




そうなんだよ、



憎めない感じ、まさにそれ



どストライク





飲み会の席で、犬の名前聞いたら



犬(ケン)



とか言うし、



なんなの？ マジで(笑)




俺の腕に絡みついてくる、
あみちゃんていう子には
全く興味がない



正直、離れてほしい



スタッフさんだから、我慢しますけど……




俺から連絡先なんて教えた事
ないんだけど



思わず教えてしまった



もっと、知りたいって思ったから




なんとなく、この子は
電話かけてこないかなって
思ったから、



心配だからって、かけさすように
仕向けた



そしたら、挙動不審にかけてきた(笑)





〃番号ちゃんと消しますね〃




いやいやいや、ほんと伝わってなさずぎて
笑っちゃうんだけど




あなたに興味があるんだって！(笑)





藤「じゃあ、緊張しないようにさ、
ひとつ提案があるんだけど」

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