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私「そうだった!ケンが待ってるから
帰る!」




藤ヶ谷さんの手の合図が
ふたりだけの秘密みたいで



ドキドキする




佐「おぅ、明日夕方からM番組の収録だから、
3時出社でいいわ」



私「わっかりました〜、じゃ、
お先に失礼しま〜す」




外に出ると、一足先に出て
待っててくれてる藤ヶ谷さんとトシ君



タクシーが2台とまってる




宮「Aちゃんちって、ガヤさんちの
近くなんだね、じゃ、俺ひとりで
乗ってっちゃうね〜」



私「ん?うん」




うちの近くに住んでる?



うち、知ってたっけ?




藤「行くよ?乗って、送ってく」




言われるがまま、タクシーに乗りこむ




ち、近い……



車の中って、こんな近かったっけ?




藤「Aちゃん、うちどこ?
運転手さんに言ってくれる?」



私「〇〇までお願いします」



藤「あ、ほんとに近いかも(笑)」




やっぱり知らなかったよね




……




あまりの近さに、たまらなく
恥ずかしくて、外の流れる景色を見て
気持ちを落ち着ける




藤「眠かったら、寝てていいよ?」




ビクっ!



急に話しかけられて、びっくりして
しまった




私「だ、大丈夫、眠くない」




むしろ、ギラギラのバクバクです




藤「Aちゃん」




ビクっ!



落ち着け!わたしの心臓!




私「あ、も、もう着く」



藤「一緒に降りていい?」




一緒に降りる?



なんで?




バッ!っと藤ヶ谷さんを見ると
ニコッとするから



思わず頷く




タクシーが止まって、お金を払おうと
カバンを開けると、手を握って止められる



藤「これでお願いします」



運転手さんに、スムーズに支払いを
済ませる藤ヶ谷さん




……ほんとに一緒に降りてきた




藤「会いに行ってもいいかな?」



私「会いに?」




わたし今会ってるけど?




藤「ケンに(笑)」



私「あぁ、ケンね!どうぞ!」




と、言ったものの、


うちにあがるって事だよね?



玄関の前で固まる




藤「どした?(笑)」



私「ほんとに、入る?」



藤「うん、嫌なら帰るけど」



私「嫌じゃないけど……」



藤「じゃ、開けて?(笑)」

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なみすけ(プロフ) - ユミさん» ユミさん、いつもありがとうございます!このお話、後半で小さな幸せとリンクします、どちらの彼女さんにもなれると思いますので楽しんでいただきたいです! (2020年5月19日 22時) (レス) id: b5d2006bdb (このIDを非表示/違反報告)
ユミ(プロフ) - こんばんは。なみすけさんが描く主人公ちゃんどの娘も天然だから大好き。私もガヤさんに、、、、、。妄想膨らむ〜。 (2020年5月19日 21時) (レス) id: 42c67df26f (このIDを非表示/違反報告)
なみすけ(プロフ) - れいなさん» はじめまして!メッセージに送りますね! (2019年11月20日 21時) (レス) id: b5d2006bdb (このIDを非表示/違反報告)
れいな(プロフ) - はじめまして。続きを是非読みたいのでパスワード教えて頂けませんか? (2019年11月19日 23時) (レス) id: ca646bb227 (このIDを非表示/違反報告)
なみすけ(プロフ) - ランランさん» はじめまして!メッセージに送りますね! (2019年10月6日 19時) (レス) id: 0b4f3bca49 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なみすけ | 作成日時:2019年1月21日 16時

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