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藤「おかえり、A」



私「うん、ただいま!」




やっとだ、やっとこの言葉を言った




太輔の胸に顔をうめて
更にギュッとする




藤「あ〜あ、これ衣装なのに、
ビショビショだわ(笑)」



私「ふふっ、鼻水も着いちゃった」



藤「知ってる(笑)」




笑いあってたら、



いつの間にか、曲が終わってる




北「藤ヶ谷さーん、もどってこれますかー?(笑)」




みっくんが叫んでる




藤「戻んないと(笑)」



私「うん、行ってらっしゃい」



藤「行くぞ」



私「え!」




わたしの手をひいて
急いで裏の階段を走り出す




私「待って、待って!」



藤「無理、だからもっと近くで見てれば
よかったんだよ(笑)」



私「キャー!!!落ちるー!!」




太輔の速さについていけず、
足が絡まりそうになる




藤「あぶねっ(笑)」




ギャーギャー騒ぎながら、
ステージ裏まで急ぐ




藤「ここで、待ってて」




わたしをステージ脇において
メインステージに戻る太輔




藤「すみません、お待たせしました」




太輔が戻るまでの間は、
メンバーが喋ってつないでいてくれていた




北「じゃあ、藤ヶ谷さん、みなさんに
報告はありますか?」




藤「はい、えー、みなさんのおかげで
無事、返された指輪を彼女の元へ
届ける事ができました。
僕のわがままに
つきあってくれたファンのみなさん、
スタッフの方々、メンバーには、
とても感謝しています。
本当にありがとうございました。」





頭を下げる太輔に、
会場からは、たくさんの拍手が
沸き起こる





藤「ここにいるみなさんに、恥じないよう
これから進んでいこうと思います。
必ず、みなさんの事も、彼女の事も
幸せにしたいと思ってます。
どうか、応援の方よろしくお願いします。」





拍手が鳴り響く中、



ステージは幕をおろした






みんながみんな、応援してくれるわけでは
ないだろうけど、




わたしは、それでいい




こうやって、太輔がしてくれた事は




必ず、意味を持つ事になるって




ずっと信じてるから

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琉衣(プロフ) - はい!気に入ってしまいました!有難うございます! (2021年12月14日 22時) (レス) id: d7ec384554 (このIDを非表示/違反報告)
なみすけ(プロフ) - 琉衣さん» また読んでもらえたんですね!嬉しいです。みっくんバージョンか、長いお話は書く予定がないので、番外編でちょっと考えてみようかなと思います (2021年12月14日 15時) (レス) id: b5d2006bdb (このIDを非表示/違反報告)
琉衣(プロフ) - おはよう御座います!また最近から最終回まで読ませて頂きました!リクエストなんですが同じストーリーでみっくんver.も読んでみたいです! (2021年12月14日 7時) (レス) @page41 id: d7ec384554 (このIDを非表示/違反報告)
なみすけ(プロフ) - 琉衣さん» またまたありがとうございます!そんな報告がくるたびにとても嬉しくなります。はまってくれてありがとう(o^^o) (2021年12月10日 5時) (レス) id: b5d2006bdb (このIDを非表示/違反報告)
琉衣(プロフ) - コンバンハ!久し振りに最初から最終回まで一気に読ませて頂きました(*´∀`*) (2021年12月9日 22時) (レス) @page41 id: d7ec384554 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なみすけ | 作成日時:2018年12月21日 8時

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