Stand by me 〜after story〜4

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泣き疲れて、緊張から解き放たれた
わたしには、太輔の腕の中は
心地よすぎて、




爆睡





翌日




藤「おはよ」



私「……」




……夢かな



太輔の声がする



っていうか、匂いまで太輔だ……



あれ？



ガバッと起きる




藤「うぉ！！！びびった〜(笑)」



私「ほんものだ」



藤「なにそれ(笑)」




まだ寝転がってる太輔に
ギューって抱きつくと、抱きしめ返してくれる



ずっと、会いたくて会いたくて
たまらなかったからか、



どんだけくっついても実感がない




藤「起きた？(笑)」



私「夢みたい」



藤「あれだけコロっと寝ちゃえば、
そうだろ(笑)」



私「そんな、早くないでしょ、
もったいなくて寝れなかったもん」



藤「は？3秒もかかってないよ」



私「嘘だぁ！」



藤「おかげで、なんもできなかった」




もぞもぞと太輔の手が
服の中に入ってくる




私「なに、この手」



藤「もう限界なんだけど」




太輔の手が、わたしのからだを
撫で回す




私「え、だめ、お風呂はいってない」



藤「却下」



私「却下を却下！」





藤「……させてよ」




はい、



……ノックアウト




久しぶりだから、キレイにしてから
抱かれたかったけど、



低音ボイスの囁きには



かなわない




久々だったけど、全部覚えてる



太輔の全部を覚えてる




私「……ﾝ……」




キスも



太輔の手の動きも



全部懐かしくて、




ここに戻ってこれたって実感する





ふと、太輔の動きがとまるから
目を開けると、




藤「……紺ね」




下着をガン見されてる




私「え、なに？」



藤「なんでもない(笑)」




じと〜っ




藤「ふっ、なんでもないって(笑)
めちゃくちゃそそられるって話し」




再開されるキスにまた、溺れていく




大事に大事に抱かれ、




改めて愛しさが溢れる





終わった後も、繋がったまま
ぎゅーっと抱きついてるわたしの頭を
撫でてくれてる




藤「A、抜いていいかな？(笑)」



私「だめ」



藤「ふふっ、また始まっちゃうけど(笑)」



私「それもだめ」



藤「じゃ、このまま説教していい？(笑)」



私「もっとだめ！」




笑いながら、チュッてして、
わたしの中からでていく

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