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部屋に入ると、
飛びこんできた光景に固まる私




蘇る、父の記憶




兄の立つ、横のベットで眠っているのは、
父ではなく、太輔だった




私「……嘘つき」



兄「A」




私達に気づいた兄が振り返る




私「……大丈夫って、言ったじゃん!」




目を開けない太輔を見たら



涙が溢れて止まらない





兄に駆け寄って、しがみつく




私「助けてよ!医者でしょ?」



兄「ちょ、A、落ち着け」



私「やだよ!お父さんの次は太輔?
そんなの、やだよ!」



兄「いや、落ち着けって」



私「落ち着けるわけないでしょ?
もうやだよ!大事な人がいなくなるの
なんてやだよ」





崩れるように、泣き叫んで、
兄の足にしがみつく




兄「A、大丈夫だから」




わたしの頭を撫でる兄




兄「今は、薬で寝てるだけだから、
ちゃんと目を覚ますよ」




しゃがみこんだまま、兄を見上げると
ニコッとした




私「ほんと?」



兄「ほんとだよ」




兄の話しによると、タクシーから
降りた太輔は、自分が降りたタクシーの
目の前に飛び出した小さな男の子を
助けようと、車にぶつかったらしい



走り出したばかりだったタクシーは
スピードが出てなかったから
大きな怪我にはならず、左腕の
骨折で済んだ



処置の為の麻酔で、まだ眠っている
との事だった



助けた男の子も無事らしい





話しを聞きながら、太輔のそばに
いって、ほっぺを触ると、



あたたかくて、ほっとした



でもほっとした分、やっぱり涙は
止まらない





兄「病院に運びこまれた時は
ほんとびっくりしたよ、まさか
藤ヶ谷くんが来るとは思わないから。
このくらいの怪我で済んで
良かったな、A」




うんうんって頷く



もう、声もでないほど、
こころから良かったって思う




千「良かった〜、ガヤさん、やる事
カッコよすぎじゃない?(笑)」



二「うん、マジ焦ったけど(笑)」




みんな、胸を撫で下ろす




玉「後は、ガヤが目を覚ますのを
待つだけか」




そう、ほんとそれだけ



早くちゃんと起きたとこが見たい



それだけ

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なみすけ(プロフ) - ユーミンさん» そうですよねwwwなのであえて書いておきました(笑)終わりは!絶対にハッピーエンドをお約束します(笑) (2018年12月20日 17時) (レス) id: 0b4f3bca49 (このIDを非表示/違反報告)
なみすけ(プロフ) - シナモンさん» ぶはっ(笑)久々聞いたわ……ドS(笑)他の事してて!www (2018年12月20日 17時) (レス) id: 0b4f3bca49 (このIDを非表示/違反報告)
ユーミン(プロフ) - どうなるの?ハッピーエンドだって書いてあるけど、超心配。 (2018年12月20日 15時) (レス) id: dbf13742b8 (このIDを非表示/違反報告)
シナモン(プロフ) - なみすけちゃんのドS・・・やっぱり 私 暴れそうwww 続き気になって 他の事出来ないwww (2018年12月20日 15時) (レス) id: 1366de46ca (このIDを非表示/違反報告)
なみすけ(プロフ) - ぷにぷにさん» 気になるとこで、止めちゃってすみません(笑)まだ、書きかけなものでwww楽しみにしててくださーい(笑) (2018年12月18日 22時) (レス) id: 0b4f3bca49 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なみすけ | 作成日時:2018年11月14日 20時

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