Stand by me 〜after story〜3

＊100 ページ20

藤「こんばんは(笑)」




太輔も不思議そうに挨拶してるし




木「え、もしかして、Aちゃんの
お父さん？」



私「……はい」




……名前覚えててくれてるし



喪服姿も、眩しいってなんなの？




木「そっか、うち、奥さんもこどもも
先生にお世話になってたから、
たまたま病院で聞いて、急いでお別れ
言いにきた」




なにそれ？


初耳なんだけど……




兄「あ、木村さん、わざわざすみません、
ありがとうございます」



へ？



知り合いかよ



どんだけ世の中狭いの？




木「妹さんが、僕のファンて言ってましたね、
なんだ、Aちゃんだったのか(笑)」



兄「あ、知り合いでしたか？」



木「少し前に(笑)」



兄「うちにでっかいポスターが
貼ってあって(笑)いつも見てましたから」



私「ちょっと、お兄ちゃん！なんて事を」



兄「ほんとの事だろ？(笑)」




穴があったら、入りたい……




木「でも、俺とはデートしてくれない
らしいですよ(笑)かっこいい彼氏が
いるから」



兄「そうでした(笑)ほんと、こいつには
もったいないくらい、かっこいいです、
なんなら、俺が付き合いたいくらい」



藤「ふははっ」




……やめてくれ




私「太輔は、渡さないから！」



兄「あははっ(笑)ほらね、ベタ惚れ」




なんか3人で笑ってますけど……




木「Aちゃん、藤ヶ谷、よろしくな？」



私「はい！喜んで！」



藤「居酒屋か！(笑)」



木「ふははっ、やっぱりAちゃん面白い。
じゃ、お父さんに挨拶させてもらおうかな」




兄がお父さんのところに案内して

挨拶して帰っていったキムタク




私「……なんなの？こんな事ある？」



藤「良かったじゃん、木村くんに会えて、
顔真っ赤だけど」



私「そりゃそうでしょ！
ファンってバレてて会うの恥ずかしいよ」



藤「会いたいならいつでも会わせて
あげるのに(笑)」



私「ほんと？じゃ、デートしてこようかな(笑)」



藤「ぶっとばす！(笑)」



私「あははっ、嘘だよ？」



藤「知ってるけど、ぶっとばす！(笑)」




ふたりで笑いあった

＊101→←＊99

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す