Stand by me 5

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話しをすればするほど



私「あの〜、サチさんって
横山くん好きなの？」



コソコソ聞いてみる



サ「ふふっｗｗｗ わかりました？
内緒ですよ？」



私「なんで？絶対うまくいくと思う！」



サ「ううん、いいのｗｗｗ
わたしはマネージャーの仕事で
いっぱいいっぱいだし、相手にされないの
わかってるし」



相手にされまくりだと思うんですが……



なんかきっかけでも、あるといいのになぁ……



だいたい、横山くんが奥手なんだよ



……うー！わたしの中のお節介虫が
騒ぎだすけど、なにも思いつかない……




〜♪♪〜♪♪♪



さかもっちから着信



私「なんでしょう？」



〃大至急こっち来てｗｗｗ〃



私「忙しいんですけど(笑)」




……嘘だけど(笑)




〃はいはい！待ってるぞ(笑)〃




……バレてる(笑)




私「どちらまで？ｗｗｗ」



〃第5倉庫〃



はー？倉庫いくつあんのよ！




私「ちょっと、行ってきます……」



サ「行ってらっしゃい(笑)」





第5倉庫、第5倉庫……



第5倉庫って、ここか！ケータリング会場？




坂「迷った？」



私「全然！(笑)」



坂「嘘つくなよ(笑)
あっちにあるテーブルとイス
適当に並べてくれる？」



私「えー！そんなんなら、もっと人
連れてきたのにー！」




ぶつぶつ言いながら、会場を作っていく



食べ物のいい匂いがしてきて



……お腹空いてきたかも




「A？」




え？誰？




……懐かしい声に振り返ると




そこにいたのは、元彼だった




私「翔真？」



ニコッとして、近づいてくる



翔「久しぶり」



私「……久しぶり」



翔「Aも、ケータリングの仕事してんの？」



私「あ、ううん、違う」



翔「そっか、携帯変えた？」




そう、翔真と別れた直後
わたしは携帯を変えた



一切連絡が取れないように




私「うん、変えた」



翔「連絡先、教えて？」



……絶対、嫌



必要ないし




私「……」



躊躇してると、詰め寄ってくる




翔「お願い、今度ちゃんと話ししたい」




後ろに後ずさりすると



ポスっ



誰かに包まれる




大「俺の彼女に、なんか用なん？」




大倉くんだ

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