君のいる世界〜short story〜2

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待ちに待った、旅行当日



結局、北海道にした



る「ま〜ま、カニさんたべる？」



家を出る前から、こればっかり



私「うん、いっぱい食べようね〜」



あ「パパ〜、ひこうきって、くもよりたかい？」



藤「うん、ずっーと高いよ(笑)
ほら、あつ、自分のお菓子は
自分のリュックにいれて？」



あ「これ、ままのだよ？」



藤「え、ママの？(笑)こんなに？」




なんかふたりで笑ってますけど




私「たいちゃん、準備できたの？」



藤「とっくに(笑)あなた待ちよ？」



私「えー、お化粧してない！」



藤「いいよ、しなくて(笑)出発しますよ？」



あ「まま〜、はやく〜」



る「ぱ〜ぱ？あたち、きれい？」



藤「あ、それママの口紅？
すっごいはみ出してるけど(笑)」



私「キャー、るなちゃん何してるの！
たいちゃん笑ってないで拭いて〜！！！」




結局、化粧する暇もなく、
朝からドタバタで出かける事となる





私「……なんか、ドキドキしてきた」



藤「え、A、飛行機怖いの？」




離陸って、揺れるから、苦手なんだよなぁ




私「べ、別に怖くないけど？」



る「ま〜ま！いた〜い！」




無意識に膝の上の るなちゃんを
ギューってしてたｗｗｗ




藤「瑠奈、パパんとこおいで(笑)
ママ、怖いんだって」



私「……なんなら、わたしがたいちゃんの
膝に行きたい」



藤「だめ(笑)つぶれちゃう」



私「ひどっ！」



あ「あっくんが、おててつないでて
あげるね、まま」




あっくんに手を繋がれて、離陸




あ「まま〜！みてみて！くもよりたかいよ！」



私「ほんとだ〜！家があんなにちっちゃい！
たいちゃん見てー！」




窓から外を眺めてるわたしとあっくん




藤「誰だよ、さっき、ビビってたの(笑)」

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