君のいる世界〜short story〜2

……5 ページ23

藤「A？」



私「はい、なんでしょう？(笑)」



藤「隠し事はなしね？」



私「……うん」



藤「じゃ、なに？」



私「たいちゃんから電話がかかってきてね、
100万円用意しろって……(笑)」



藤「は？俺？」



私「オレオレうさぎ(笑)」



藤「バカなの？」



……うっ！ばかっ！



私「銀行に行こうとしたら、玉ちゃんに
とめられちゃった(笑)」



藤「はぁ……」



……た、ため息！



ほら、だから言いたくなかった……



藤「あのね、そういうのは……」


私「はい！確認します！」



藤「ふふっ、玉に説教された？」



私「うん」



藤「じゃ、いいや、もう騙されないで
くださいね？」




わたしの両頬を優しく包むたいちゃん




私「うん、チューは？」



藤「ほんとにわかってんのかよ(笑)」




チュ！って優しくキスするたいちゃん




私「たいちゃんが生きてて良かった！」




ギューって抱きつく




藤「勝手に殺さないで(笑)」





ユ「おふたりさん(笑)
パーティー始まりますよ？
産まれちゃうから、そこでイチャイチャ
しないで(笑)」




呼びにくるユカ(笑)



３人で笑いながらリビングへ






ニ「じゃ、乾杯しますか
宮田、ミツ、お誕生日おめでと〜う！
かんぱ〜い！！」



「「「「 かんぱ〜い！ 」」」」


「ちゃんか〜い！！」





ユ「……みっくん……きたかも……
い、……いたい……」



乾杯そうそうに、お腹を抑えるユカ




北「え？まじ？！」


宮「えー！ユカちゃん！産まれる？」


ニ「よし！ヒーヒーフーして！」


千「バカ、はえーよ！」



みんなパニック



藤「A、病院に連絡して？」



ひとり冷静なたいちゃん



私「う、うん！わかった！」




〜♪♪♪〜♪♪



わたしの携帯が鳴る




私「ん？誰だ？もしもし？
…………え！！！
たいちゃん！大変！たいちゃんが
事故で怪我したって！」




藤「おい！(笑)こら！
俺、ここにいるから！」




私「えーー！！いるーー！！！」




わたしから携帯をとりあげて、
ブチッと電話を切るたいちゃん



ニヤッとわたしを見る




私「……はい、電話します(笑)」

……6→←……4

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す