君のいる世界〜short story〜

エイプリルフール〜Ki編……1 ページ32

ガチャ！



北「ただいま〜」



み「ぱ〜ぱ！おちゃえり」



玄関まで一生懸命走ってくるみつき



しゃがんで待つと俺の胸にぼふっと
しがみつく



北「みつきーーー！」



ギューッて、ほっぺをすりすり
すると、あからさまに嫌な顔して
逃げるｗｗｗ



ユ「あははははｗｗｗ
逃げられてる！(笑)
みっくんおかえり〜」



北「ただいま！
着替えてくんね」



俺が着替えてると、部屋を覗いてる
小さい姫



北「みつき、パパんとこおいで？」



み「ぱ〜ぱ！すりすりやーよ？」



俺の髭を嫌がるみつき



北「え〜？嫌がんなよ〜(笑)
ぎゅーは？いい？」



み「ん！ぱ〜ぱ！だいすちよ」



んふっ！



最高に可愛い



みつきを抱っこして食卓につく



ユ「みっくん、麦茶飲む？」



北「ビール！」



ユ「だめ〜！先、麦茶ね！」



北「ん？うん」



空きっ腹にビールを心配して
くれてんのか？



ユ「はい！どうぞ！
あ！今日何日だっけ？」



俺の前にグラスを置くユカ



北「ん？4月1日じゃない？」



答えながら、飲む




北「ぶほっ！！！！！」




噴き出す俺




み「ぱ〜ぱ！いやーよ！！」



抱っこしてたみつきは
びしょびしょ



ユ「あははははｗｗｗ」



北「てめー！！麺つゆじゃねーか！ｗｗｗ」



ユ「あははははっｗｗｗ
だから、日にち確認させてあげたのに〜」



なるほど、エイプリルフールか……



北「……ｗｗｗ」



爆笑してるユカと、怒ってるみつき



み「ぱぱ、ばっちぃ！」



北「ごめん、ごめん(笑)
そんな怒んなよ〜
ママのせいだからなー？」



タオルでみつきを拭いてやる

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