君のいる世界〜short story〜

……4 ページ24

お風呂から出てきた
たいちゃん



藤「おまたせ」



私「うん、早く！」



ソファーに座って
腕を広げるたいちゃん



藤「どうぞ？(笑)」



どうぞ？



訳も分からず、とりあえず
たいちゃんの腕に収まる



あいつ←箱が気になるけど……(笑)



藤「電気消す？」



私「え？なんで？」



藤「いつも消せって、うるさいじゃんｗｗｗ」



私「消したら、見えないじゃん！」



藤「見たいの？(笑)」



私「見たいよ！」



……



……




藤「……ちょっと待って？(笑)
……何を？」



私「あいつだよ！」



藤「あいつ？」



私「冷蔵庫に、いるから！」



藤「……したかったんじゃないの？ｗｗｗ」



たいちゃんに跨って座る
わたしを見る



私「ち、ちがうよ/////」




……どおりで話が噛み合わないと思ったｗｗｗ




藤「違うのか(笑)
じゃ、せっかくだから、しよっか？」



私「だめ！先にあっち！」



藤「……ｗｗｗ」



膝の上から、優しく私を降ろすと
何があんの？ってブツブツ言いながら
冷蔵庫を見に行くたいちゃん



藤「あー！届いたんだ？」



私「知ってるの？
あーー！そんな乱暴にしたら、死んじゃう！」



箱を逆さまにして、ビリビリと
包装紙を破る



藤「は？(笑)ほら」



箱の中を見せてくれる



私「……」



藤「うまいよ？これｗｗｗ」



私「……この、黒はんぺんは……生きてるの？」



ツンツンしてみる



藤「ブッ！ｗｗｗ生き物じゃなくて、
食べ物なんですけど？」



私「えーーーー！！！
だって！書いてあったよ？」



包装紙に貼ってある紙を見せる



藤「……うんｗｗｗ
なまもの……ね？(笑)」



私「……あ……」



藤「……バカ(笑)」



お腹を抱えて笑うたいちゃん





わたしの恐怖の時間を返せーー！！




藤「はい、おいでー(笑)」



手を繋いで
ソファーに逆戻り



藤「電気消そうね？」




〜fin〜

誰のお嫁さん？……1→←……3

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す