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藤「Aちゃん、
起きれる??行くよ?」



ぼんやり起きると、


「ほら、降りるよ」
って、手を繋がれる。




藤「じゃ、玉、ありがとな」




玉「はいは〜い」




目が覚める私
頭がまわらないけど、
玉ちゃんに送ってもらった
みたい



私「あの!迷惑かけてごめんなさい。
ありがとう」



玉「いいよ、いいよ!
Aちゃん、またね〜」



車が走り去る。




玄関まで、手をひかれて歩く




私「なんか、ごめんなさい……
忙しいのに、迷惑かけちゃって」



藤「気にしなくていいよ?
俺も会いたかったし……」
ニコって笑う。




……手、繋いだままなんですけど……
忘れてんのかな……





私「なんか……よく覚えてないんだけど
……私、なにか変な事言った??」




藤「ふふっwww
いや?言ってないよ?」




玄関の鍵を開けようと
思うんだけど……
……手が繋がれたままで開けれない




藤「あっ!ごめんwww
鍵開けれないよね」



離された手がやっぱり寂しい……

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作者名:なみすけ | 作成日時:2017年4月16日 15時

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