中学生日常編20 ページ27
数日後、綱吉はディーノと特訓に行ったっきり、帰ってこなかった。
『つー君が入院！？』
「ああ、ディーノとの特訓で怪我してな。
入院しちまった以上は、急に怪我が治ったらおかしいからな、お前は氣功で治そうとか余計なこと考えんじゃねーぞ。」
『うん…とりあえず病院につー君の着替えとか持って行ってくる！』
綱吉が入院したことをリボーンに聞き、Aは慌てて病院へ向かう。
ーー
ガラッ
『つー君！！大丈夫！？』
「A…心配かけてごめん。見た目は大げさだけど大したことないし大丈夫だよ。」
「俺がついていながらツナに怪我させちまってすまねぇな。俺もしばらく日本にいるから、何か困ったらすぐ呼べよ、A。」
綱吉の病室にいたディーノは、そう言うと、Aの頭をポンポンと撫でて去っていった。
病室の外からは�爐�ゃー、かっこいい！�瓩抜埜郢佞硫�色い声が聞こえてくる。
『ふふっ…ディーノさんってかっこいいもんね！ディーノさんが兄貴分だなんて、ちょっと誇らしくなっちゃうね。』
「兄貴分…その単語Aには全然似合わない…」
『それにしても個室とは、快適だね！
まぁ…夜はちょっと…怖いかもだけど…』
「嫌なこと言うなよ！」
『え？泊まってあげようか？
…私もつー君いないの…寂しいし…。』
「っ！！
気持ちは嬉しいけど、Aは家でちゃんと休んでよ。」
『だよね…。』
その後、獄寺や山本がお見舞いに訪れ、病室が賑やかになったところで、Aは病院内の探検に出かけた。
ーー
(ここら辺はつー君と同じ個室だよね)
と病室のネームプレートを眺めていると、見知った名前を見つけた。
�牘誠� 恭弥��
(あの雲雀さんが…入院！？
…珍しい苗字だし、同姓同名なわけないもんね…)
コンコン
「………誰？」
『あの…雲雀さん…？A…Aです…。』
扉をそーっと開けて隙間から名乗ると、雲雀が微笑んで声をかけてくる。
「やあ、退屈してたんだ。入りなよ。」
どうやら雲雀はただの風邪らしく、普段とそう変わらないように見えたが、しばらく話していると、疲れたのかゆっくりと目を閉じ、寝息をたて始めた。
(起こしちゃ悪いよね？)
部屋を出ようとそーっと立ち上がろうとした時、雲雀に手を掴まれる。
「どこに行くの」
(あれ？…寝てる…)
雲雀が手を掴んだまま目を覚さないため、Aはしばらく雲雀の側で寝顔を眺めることにした。
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さす - いやいや!わたぬきさんには、自分のペースで、自分が満足する物を書いてもらえれば、、私も満足(?)です！! (2020年7月28日 0時) (
レス) id: 99861cccf4 (このIDを非表示/違反報告)
わたぬき あめ(プロフ) - さすさん» うわぁぁぁ！！コメントありがとうございます！楽しんでいただけているようでとっても嬉しいです！ちょっと展開に迷って更新が遅くなっちゃいました…また頑張って更新していきますね！ (2020年7月27日 13時) (レス) id: 048cf81317 (このIDを非表示/違反報告)
さす - いつも見させてもらってます!とてもおもしろです!最新楽しみにしています頑張ってください！ (2020年7月27日 7時) (レス) id: 99861cccf4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：わたぬき あめ | 作成日時：2020年7月1日 4時
