中学生日常編17 ページ24
「うおおおお！！死ぬ気で登校するー！！」
遅刻しそうになった綱吉とAは、リボーンの死ぬ気弾により、超高速で登校中である。
お察しの通り、Aはお姫様抱っこの状態だ。
「間に合ったー…」
『つー君お疲れ様！ありがと！』
綱吉の腕から降りているところで、2人は熱い男に話しかけられる。
「まぎれもない本物…。聞きしに勝るパワー、スタミナ、そして熱さ！やはりお前は百年に一人の逸材だ！！我がボクシング部に入れ、沢田綱吉！」
「な！？なんで俺の名前…」
「お前のことは妹の京子から聞いているからな！俺はボクシング部主将、笹川了平だ！座右の銘は�犇妨足瓠�」
『笹川…京子…え！？この人笹川さんのお兄さんなの？全然似てないね？』
「む？お前がA Aか！お前の事も妹から聞いてるぞ！聞いてた通り極限に可愛いな！Aはマネージャーにならんか？
む、遅刻する！では、放課後にジムで待つ！！またな！」
了平はそう言い残して返事を聞かず去っていった。
『…行っちゃった。断りに行くべき？』
「うーん…そうだね。入部するつもりないし。」
ーー
笹川京子はクラスでAの前の座席のため、Aも綱吉もクラスでよく話す人物である。
特にAは友達作りを行わない為、体育などの男女に分かれた授業になると途端にボッチになってしまうが、彼女がよく気をきかせてくれるため、��1人余る�瓩澆燭い併�にはならないのだ。
「あ、おはよう、2人とも！朝お兄ちゃんに話しかけられてたでしょ？ボクシング部に無理やり誘われたりしなかった？迷惑かけてたらごめんね？」
『う…うん、大丈夫だよ。迷惑なんか…ね？つー君。』
「う、うん。」
「ならいいんだけど…最近2人をボクシング部に入れたいってすごく嬉しそうに話してたから…」
断る気満々だった2人はすこし良心が痛んだ。
ーー
「…どーやって断ろう…。」
『断りづらい…。でも私ボクシング部なんてムリだよ。』
2人がボクシング部のジムの前で悩んでいると、了平とパオパオ老師に扮したリボーンが現れた。
「2人とも、待っていたぞ！お前の評判を聞きつけてタイからムエタイの長老、パオパオ老師がかけつけているぞ！」
「パオーン」
『「何してんのリボーン…。」』
ーー
その後、綱吉は死ぬ気で2人のボクシング部入部を断った。
その一方で、リボーンは常に死ぬ気の了平をえらく気に入り、ファミリーへとリクルートするのであった。
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さす - いやいや!わたぬきさんには、自分のペースで、自分が満足する物を書いてもらえれば、、私も満足(?)です！! (2020年7月28日 0時) (
レス) id: 99861cccf4 (このIDを非表示/違反報告)
わたぬき あめ(プロフ) - さすさん» うわぁぁぁ！！コメントありがとうございます！楽しんでいただけているようでとっても嬉しいです！ちょっと展開に迷って更新が遅くなっちゃいました…また頑張って更新していきますね！ (2020年7月27日 13時) (レス) id: 048cf81317 (このIDを非表示/違反報告)
さす - いつも見させてもらってます!とてもおもしろです!最新楽しみにしています頑張ってください！ (2020年7月27日 7時) (レス) id: 99861cccf4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：わたぬき あめ | 作成日時：2020年7月1日 4時
