中学生日常編14 ページ21
「何だって！？雲雀さんに助けられた！？」
『うん。上級生に絡まれてる時に助けてくれたよ。悪い噂ばっかり広まってるけど、案外いい人なのかも。』
「おい、お前に絡んできたヤツってのはどいつだ。俺が息の根を止めてやらぁ…」
『獄寺君、落ち着いて！
それにもう…雲雀さんにやられちゃってるから、これ以上はかわいそうだよ。』
「それって…絡んでた人達が気に食わなかっただけなんじゃ……っていうかその人達をボコボコにしてる時点でどう考えてもいい人じゃないよ！！」
「まぁ何にせよ、Aが無事で良かったじゃねーか！ヒバリに感謝だなー！なー、A！」
山本はAの頭を撫でながら、Aと笑顔を交わす。
「おい野球野郎、どさくさに紛れてAに触んじゃねぇ！！10代目、こいつ油断ならねぇ野郎ですよ！Aの側においとくのは危険です！」
「ほんと…最近のAって…男から狙われすぎだよね…」
綱吉はAと2人きりだった日々を思い出し、心の中で泣いた。
ーー
さて、最近の沢田家は、とても賑やかな状況になっていた。
「なぁ、A、ランボさんとあそぼ？」
そう、このランボというボビーノファミリー所属の5歳児が居候をはじめたからである。
『ごめんね、この宿題が終わるまで待ってね？』
「やだやだやだやだ！今遊ぶ！今じゃなきゃヤダ！今遊んでー！」
「ランボ！わがまま言ってAを困らせるなよ。」
「うるせぇ」
ズキューン ズキューン
泣き喚くランボに容赦なく発砲を始めるリボーン。
それに対抗してランボも頭のもじゃもじゃから手榴弾を取り出し、栓を抜いてこちらに投げてくる。
すかさずリボーンが手榴弾を窓の外へ投げ、ランボもリボーンに蹴り飛ばされて手榴弾のもとへ…
ボカーン
「…あいつも懲りないなぁ。」
ーー
「若きAさんはとってもキュートだ。こんなAさんに会えるのならば10年バズーカも悪くない。」
いつの間にか10年バズーカで5歳児のランボと10年後の未来のランボが入れ替わり、Aの側にやってくる。
「どうですか？10年後の俺、結構かっこよくなったと思いません？」
10年後のランボはAのアゴをクイっと持ち上げる。
「おいランボ！！Aに近づくな！！この女たらしめ！！」
「若きボンゴレ、俺は女たらしじゃありません。今も昔もAさん一筋です。」
「こいつ、10年たってもうぜぇな」
また銃を構えるリボーンであった。
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さす - いやいや!わたぬきさんには、自分のペースで、自分が満足する物を書いてもらえれば、、私も満足(?)です！! (2020年7月28日 0時) (
レス) id: 99861cccf4 (このIDを非表示/違反報告)
わたぬき あめ(プロフ) - さすさん» うわぁぁぁ！！コメントありがとうございます！楽しんでいただけているようでとっても嬉しいです！ちょっと展開に迷って更新が遅くなっちゃいました…また頑張って更新していきますね！ (2020年7月27日 13時) (レス) id: 048cf81317 (このIDを非表示/違反報告)
さす - いつも見させてもらってます!とてもおもしろです!最新楽しみにしています頑張ってください！ (2020年7月27日 7時) (レス) id: 99861cccf4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：わたぬき あめ | 作成日時：2020年7月1日 4時
