中学生日常編12 ページ19
「屋上でもびっくりしたけど、Aから出てたあのカラフルな光って一体何なの？山本には氣功って言ってたけど。」
『え、うん、氣功だよ？護身術として習ったの。』
「…こいつは感覚で力を使いこなしちまうから、言葉ではあんまり理解してねぇんだ。あれも、ツナのと同じ死ぬ気の炎だぞ。」
『「そうなの？？」』
綱吉の部屋で話す、綱吉、A、リボーン。
『…何も考えずみんなの前で力使っちゃったけど…あれって…みんなに見えてたのかな…？…だとするとまずい…？』
「ツナみたいに見える奴には見えるぞ。敵に見つかると厄介だから極力使わねぇほうがいいだろうな。」
「俺みたいに見える奴ってどんな奴だよ？」
「同じく死ぬ気の炎を扱える奴と、素質がある奴だぞ。……どうやらAにはその素質を見抜く力もありそうだな。獄寺や山本もそうだったしな。」
『それはどうだろ…？なんとなくしか…』
「…そういう人を見つけたとしても、A1人で関わるのは危険だよ。獄寺君と山本はAに危害を加える奴じゃなかったからよかったけど…。Aにもしものことがあったら…。心配だよ。」
綱吉がAの手をとりぎゅっと握る。
『つー君…心配かけてごめんね。…わかった。気をつける。』
ーー
Aの心配は的中し、この屋上での出来事からAに興味をもった者が2人いる事をA達はまだ知らない。
ーー
(騒がしいな。僕の眠りを妨げると咬み殺すよ。)
�猊�紀�瓩力咯呂鬚弔韻森�い学ランを肩に羽織る男がむくりと体を起こす。
下を見ると、屋上のフェンスを超えたところに男が1人、フェンスをはさんで説得する女が1人見える。
(僕の学校でそんな事、許さないよ。)
止めに行こうと立ち上がりかけた時、女から光が見えた。
「わお、一体何者だろうね。」
男の眼は心なしか輝いていた。
ーー
(ここが並盛中…ボンゴレの10代目とは一体どんな男なのでしょうね。)
緑色の学生服に身を包む男が、学校の外から並盛中を眺めていた。
すると、校舎の屋上よりただならぬ気配を感じる。
(おやおや…これは…あの少女でしょうか。とても綺麗なオーラですね。)
男は妖しげな笑みを浮かべ、その場を去っていく。
「クフフ…楽しみですね。」
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さす - いやいや!わたぬきさんには、自分のペースで、自分が満足する物を書いてもらえれば、、私も満足(?)です！! (2020年7月28日 0時) (
レス) id: 99861cccf4 (このIDを非表示/違反報告)
わたぬき あめ(プロフ) - さすさん» うわぁぁぁ！！コメントありがとうございます！楽しんでいただけているようでとっても嬉しいです！ちょっと展開に迷って更新が遅くなっちゃいました…また頑張って更新していきますね！ (2020年7月27日 13時) (レス) id: 048cf81317 (このIDを非表示/違反報告)
さす - いつも見させてもらってます!とてもおもしろです!最新楽しみにしています頑張ってください！ (2020年7月27日 7時) (レス) id: 99861cccf4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：わたぬき あめ | 作成日時：2020年7月1日 4時
