中学生日常編8 ページ15
「あんたが9代目が最も信頼する殺し屋、リボーンか」
獄寺がリボーンに問う。
「ああ、そうだぞ。」
「沢田を殺れば俺が10代目内定だというのは本当だろうな」
「本当だぞ。Aのナイトになる権利もかかってるからな。頑張れよ。
んじゃ、俺は役者を呼んでくるからそこで仲良く待ってろ。」
そう言ってリボーンはどこからか伸びるロープに手をかけ、しゅるしゅると上に消えていく。
ーー
綱吉はAが座るはずだった座席を不安そうな顔で見つめる。
(…A一体どこ行ったんだ…？リボーンがAはマフィアに狙われやすいって行ってたよな。…もしかしてマフィアが！？…トイレに寄るって言ってたから1人にしたけど…1人にしちゃまずかったんだ…どうしよう…Aに何かあったら…)
「おい、お前こんな時に何真面目に授業受けてんだ」
リボーンが外に面した窓から綱吉の机へ飛んでくる。
「リボーン！？ってここ3階だぞ！？しかも授業中だし…」
リボーンが綱吉の頬をはたく。
「何寝ぼけてんだ。もうとっくに授業終わってんじゃねぇか。お前がボケっとしてる間にAがお前のファミリー候補と急接近してんぞ。さっさと中庭に来い。」
「ええ！？どういうこと！？」
ーー
『…さっきの、沢田を殺るってどういう事…？獄寺君はつー君の敵なの？』
「…俺はまだあいつがボンゴレの10代目を継ぐことに賛成しちゃいねぇからな…ちょっと試したいだけだ。本当に殺るわけじゃねぇから、そんな不安な顔すんな…お前にとってアイツは…」
�爐匹Δいβ減澆覆鵑性瓩般笋�うとしたところで役者が揃う。
「A！！！…無事で良かった！！！」
綱吉が目を潤ませながらAの方へ駆け寄ろうとしたところで、獄寺が立ちはだかる。
「Aに近づくんじゃねぇ！！
…しばらくお前を観察してたが、俺はお前がコイツを守れるような男には到底思えねぇ。さっきだってコイツは不良におちょくられて…一体お前は何してたんだ！
Aを守れねぇような男がボンゴレ10代目になんかなれるわきゃねぇ。お前を殺って俺が10代目を継ぎ、Aを守る。」
「不良におちょくられて！？俺を殺る！？どういうこと！？」
「こいつは本気だぞ。お前がやられたらAは悲しむだろうな…。んじゃ、頑張れよ！」
綱吉に状況を把握する時間など与えられない。
「果てな！！」
獄寺の放ったダイナマイトが、綱吉の頭上に無数に散らばっていた。
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さす - いやいや!わたぬきさんには、自分のペースで、自分が満足する物を書いてもらえれば、、私も満足(?)です！! (2020年7月28日 0時) (
レス) id: 99861cccf4 (このIDを非表示/違反報告)
わたぬき あめ(プロフ) - さすさん» うわぁぁぁ！！コメントありがとうございます！楽しんでいただけているようでとっても嬉しいです！ちょっと展開に迷って更新が遅くなっちゃいました…また頑張って更新していきますね！ (2020年7月27日 13時) (レス) id: 048cf81317 (このIDを非表示/違反報告)
さす - いつも見させてもらってます!とてもおもしろです!最新楽しみにしています頑張ってください！ (2020年7月27日 7時) (レス) id: 99861cccf4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：わたぬき あめ | 作成日時：2020年7月1日 4時
