中学生日常編6 ページ13
「ああ、Aなら俺のあついキッスで目覚めたぞ」
「ええ！？そんな…！！嘘だよな！？A…！？」
「俺のテクニックをなめんなよ。俺にはたくさん愛人がいるんだからな。」
リボーンはニヤリと笑う。
「赤ん坊が何言ってんだよ！！
A、嘘だよな！？嘘だと言ってよ……」
『んー…どうだろ？私は寝てたから起こし方はわかんないよ。…ただ…目が覚めたらつー君の部屋のベッドにいたんだよね。自分のベッドで寝てたはずなのに…不思議だよね？』
「てゆうか罠は！？いっぱい罠が仕掛けてあったよね！？罠に引っかからなかったの！？」
「こいつはあんなショボい罠に引っかかるようなタマじゃねーぞ」
Aがリボーンと一緒に寝てたショックに、Aが綱吉以外の手で起きたショック、寝ぼけながらも無傷でリボーンの罠をかいくぐったであろうAへの疑問に、悶々としながら登校する綱吉であった。
ーー
さて、学校では、リボーンの死ぬ気弾のおかげもあり、最近綱吉は一躍注目株である。
Aにまとわりつく持田先輩との決闘に勝ったり、球技大会で活躍したり。おかげで、掃除を押し付けられることも無くなってきた。
そんな時、Aと綱吉のクラスにイタリアから転入生がやってきた。
「イタリアに留学していた、転入生の獄寺隼人君だ。」
「帰国子女だって！かっこいい！」
「ファンクラブつくらなきゃ！」
「たしかイタリアって最近Aも行ってたよな？」
「イタリア留学って流行ってるのなー」
クラスがざわざわする中、獄寺は険しい顔で綱吉に近づき、綱吉の机を無言で蹴る。そして綱吉の右隣に座るAを見てギョッとする。
「な！？お前は…！！」
『？？』
獄寺は少し顔を赤らめて踵を返し、自分の席へと戻っていく。
「え、A、あいつの事知ってるの？
イタリアでの知り合いとか？」
『え…？いや、知らないよ？』
綱吉とAは2人で首をかしげる。
ーー
(なんであいつがここにいるんだ！！しかも奴とやけに親しげじゃねぇか…。一体どうなってんだ。)
獄寺もひとり首をかしげるのであった。
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さす - いやいや!わたぬきさんには、自分のペースで、自分が満足する物を書いてもらえれば、、私も満足(?)です！! (2020年7月28日 0時) (
レス) id: 99861cccf4 (このIDを非表示/違反報告)
わたぬき あめ(プロフ) - さすさん» うわぁぁぁ！！コメントありがとうございます！楽しんでいただけているようでとっても嬉しいです！ちょっと展開に迷って更新が遅くなっちゃいました…また頑張って更新していきますね！ (2020年7月27日 13時) (レス) id: 048cf81317 (このIDを非表示/違反報告)
さす - いつも見させてもらってます!とてもおもしろです!最新楽しみにしています頑張ってください！ (2020年7月27日 7時) (レス) id: 99861cccf4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：わたぬき あめ | 作成日時：2020年7月1日 4時
