お前ら鬼退治する気あんのか！？ (ページ3)

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２話　ひとつわたしにくださいなページ3

桃「きーびぃだんごォ！きびだんごマジウメェ！」

はい、桃太郎です。

更新さぼってサーサンしたァ！

今、あれです。

仲間をさがしてます。

「鬼退治、いこうぜ？」っつったら絶対みんな引くんで、とりあえずきびだんごを主張して腹へってるやつをつれいくという作戦で。

桃「きーびだんごォ！きびィーだんんんんんごォ！」

「・・・きび、だんご、おいし、い？」

切れ目の悪いしゃべり方をして現れたのは黒髪でタレ目の長身の少女だった。

背ェ高！

１０㎝以上絶対差ァあるって。

桃「おう！なんてったて！うちのバーサンがつくったんだぜ！生まれてすぐ子供を出世させるやつだけども！」←

「・・・あと、の、じょうほ、う、は、いらない。」

後の情報はいらない、か。

「それ、より、おなか、へった、から、き、びだんご、ちょうだ、い。」

それよりお腹へったからきびだんご頂戴、か。

桃「悪いけど、このきびだんごは、私の一緒に鬼退治してくれる人しかあげれないんだ。」

「じゃあ、そ、のおに、たい、じ、っていうの、いく。」

まじか。こいつ腹を満たすために命投げんのか。

桃「ああ、うん。・・・はい。」

私は彼女にきびだんごをあげた。

「・・・わた、し、は、いぬ。」

名乗ってくれた。

ならばこちらも名乗ならければ。

桃「私は桃太郎・・・。」

犬「よろ、しく。」

桃「ああ、よろしく。」

・・・やりにくいなぁ。