事件 白昼夢 其の一 ページ4
乱歩 side_____
乱「えぇ…宜しく…君、異能とかもってるの?」
『はい、一応。そこまで役に立つものではありませんが。』
乱「ふぅん…。」
嗚呼、気まずいったりゃありゃしない。
もうなんなんだ。
僕の助手ぅ?
そんなのいなくても事件は解決出来るじゃないか。
福「ということで今日からAはお前の助手だ。助手だからと云っても召使いではないからな。早速だが依頼が来ている。行ってこい。」
乱「…はぁ、じゃあ行くよ。」
そう云って僕は扉を開けた。
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箕「おっ名探偵。今日も今日とて遅い…お前…隣の女史は…?」
事件現場に着くと箕浦君はやけに目を丸くして僕に云うのだ。
乱「ん?嗚呼、この子はね、僕の助手だよ。」
「「じょ、助手ぅ!?」」
箕浦君だけじゃなく、その隣にいた女警官も声を揃えて驚嘆した。
箕「お、お前…助手は取らないとか云ってなかったか?」
嗚呼めんどくさい!!
これにいちいち僕は説明をつけないといけないのか。
乱「僕が欲しいって云ったわけじゃないよ!!社長が僕に寄越したの!!事件は僕一人でも解決出来る!!」
箕「えっ、嗚呼すまんすまん。そうだったのか。ところで、な、名前は?」
『矢川Aと申します。本日から江戸川さんの助手を務めせさていただきます。以後お見知り置きを。』
そうだ。彼女は今日から僕の助手なのか。
うん、流石僕!とっても名案だ!
乱「ねぇ君。今日から僕の助手なんだろ?
じゃあここはひとつ、今回の事件は君が解決してみなよ。
それくらいはできでもらわないと。」
今回の事件は僕別にそんな興味ないし。
それに彼女の実力もわかるだろう。
箕浦君はポカンとしてるけど結局は事件が解決すればいい話だし。
『…わかりました。頑張ります。』
そう云うと彼女は早速ペラペラと喋り出した。
『では箕浦さん、まず事件の概要を教えて下さい。殺人と聞きましたが血潮はあるのに死体が無いようですね。』
箕「えっ、ん、嗚呼。今回の事件は死体の消失を解決してもらいたいんだ。犯人は既に捕まってるんだが、いかんせん情報を吐かない。そこで死体を見つけ出して欲しいんだ。」
『犯行時刻は?』
箕「昨日の午前三時だ。扼殺らしい。」
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マルフォイ - まず、ページを開けて下さったことにありがとうございます。これからも頑張っていくつもりなので、何卒最後までお付き合いください!! (2019年7月5日 22時) (レス) id: b79a2a39e4 (このIDを非表示/違反報告)
魔乃 - さっすがですね!とてもよかったです!更新お願いします!応援しています! (2019年7月4日 23時) (レス) id: 42385bad72 (このIDを非表示/違反報告)
マルフォイ - ありがとうございます!今度からの更新は「運命論者の或る否劇 其の一」で更新を続けていくつもりなので、そちらの方も宜しくお願いします! (2019年6月5日 22時) (レス) id: bae9fea7d4 (このIDを非表示/違反報告)
カゲロウ(白ヰ迷ヰ戌)(プロフ) - 好きです!(唐突)面白かったです!更新頑張ってください! (2019年6月1日 16時) (レス) id: 26ee7c4c14 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:丸ノ内マルフォイ | 作成日時:2019年5月30日 23時