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して放課後
またね、と私に声をかけ教室を後にする人達。教室は私1人、椅子に座ったまんま携帯とにらめっこしていた。
あ「ううーん…」
いろんな人から電話番号やライン交換しようと言われたけど、アプリの入れ方すらしかない私は「今日携帯忘れちゃった」と全部断っていた
でも、せっかく新しいのを買ってもらったんだし、使えるうにしなきゃね
とその時
音也「A〜、そんな難しい顔してどうしたの?」
あ「わっ、音也!どしたの?」
音也「みんなで集まってたんだけどさ…。机に携帯入れっぱなしにしてたの思い出して、取りに来んだ。ナイス俺!」
あ「(忘れたのに)なんでナイスなの?」
音也「え〜だって、」
Aに会えたでしょ?そういって私の頭をわしゃわしゃと撫でる
お「も〜音也、髪ぐっしゃでしょ〜」
音也「ごめんごめん〜」
撫でるのをやめ、今度は髪を治すように指を立て、髪を梳かしてくれる
あ「ありがと」
音也「ん!」
私の横に座る音也
私は再び携帯に目を向けた
音也「あれ?A携帯…」
あ「うん、そうだよ」
音也「忘れたんじゃなかったの?」
あ「あっ(そうだった)」
音也「…そんなに俺と交換するの嫌だった?」
あ「ちっちがうよ!」
違うから、そんな顔しないで。
しゅんとする音也を見て心が痛んだ
あ「あのね、音也」
もう正直に言おう…
数年前携帯が壊れて放置していたこと。
そして最近、新しい携帯を買ったこと。
操作が全然わからなくて、忘れたとウソをついていたこと。
音也「ふはっ!なぁーんだ、そんなことか!」
あ「うぅ…全然わからなくて」
音也「A、機械音痴なんだね?ふむ、どれどれ」
ぐっと私に近づく。
私の頬に音也の髪が触れた
あ「(近い…)」
音也「ん、どしたの?」
あ「んーん、なんでもない」
*〈好きなのは、香りだけじゃない〉
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潮田渚 - 更新頑張ってください! (2016年9月22日 12時) (レス) id: 34d9e994ef (このIDを非表示/違反報告)
綾夏(プロフ) - 音也がかわいい〜!あと、聞きたいことがあるんですが、メール?(LINE)のやつをやるには、どうしたら出来るのでしょうか?私も、小説を書くので、使ってみたくて、教えてください! (2016年9月11日 15時) (レス) id: cb84361a34 (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - なめさん» はい!楽しみにしてます!!\(^o^)/ (2016年9月5日 22時) (レス) id: b69233ef5c (このIDを非表示/違反報告)
なめ(プロフ) - 雛愛さん» 遅れてすみません;_;ありがとうございますとても励みになります、心遣いまで;_;(*^o^*)頑張ります!これからもよろしくですヾ(@⌒ー⌒@)ノ (2016年9月5日 0時) (レス) id: 32be555e19 (このIDを非表示/違反報告)
なめ(プロフ) - 零さん» 遅れてすみません;_;コメント返してくれて嬉しいですヾ(@⌒ー⌒@)ノ明日明後日らへんにはトキヤ出せそうですヾ(@⌒ー⌒@)ノ少々お待ち下さい( ̄◇ ̄;) (2016年9月4日 23時) (レス) id: 32be555e19 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なめ | 作成日時:2016年7月30日 21時