Name of You

生まれたままの ページ47

ジョンウンの唇が触れる度に私の中で何かが疼いて声にならない声が出る。

ゴメンね。こんな躰で。ゴメンね。こんな私で。

YS「大丈夫か?」

優しい声が響いて、なんだかその声に胸の奥が熱くなってこんな風に優しく扱われる資格なんて無いのに…。

あの時だって…私の体を見た瞬間『うゎっ』と言う声が聞こえたのに…

その優しさに涙が零れた。嬉しくても…涙って出るんだ…

「だいじょ…うぶ。なんか…ゴメンね。」

YS「ん〜？」

と言いながら零れた涙を唇で掬われて、少ししょっぱいキスが振ってきた。

YS「ふふ(笑)なんか…あれだな。」

「イヤ…じゃない?無理にとか…いいから」

YS「ん？無理に?」

「ん。ほら…こんなだし…」

YS「ん〜」

なんて言いながらも一番大きな傷跡を舌でなぞりあげられて、ジョンウンの頭がポスって胸に落ちて来た

「…んんっ」

思わずもれる声

YS「ドキドキしてるな(笑)」

してるよ。だって、こんな躰で・好きな人とするのは初めてで…

ふと私の手が取られてジョンウンの胸に当てられた。そこは私と同じくらいドキドキしてて…思わず目を丸くした。

YS「な？一緒だな(笑)イヤじゃ無い。幸せだなって…な。」

ジョンウンもドキドキしてくれるの?こんな私を見て？

「嬉しいの」

YS「可愛いな(笑)Aサランヘ」

って、顔が近付いてきたと思うと今までで一番激しいキスをしながら、ゆっくりと私の体に手を這わせてきた。
もっと近くで感じたくて

「ジョンウンも…」

という言葉に一瞬体を起こすと来ていたシャツを脱ぎ捨てた

肌と肌が触れ合って、ジョンウンの滑らかな肌に触れてると思うとそれだけでその部分が熱くなってくる。

ゆっくりと唇が首筋からどんどん下に下がって片方の手が胸に触れた。

零れるため息を堪え切れずに細く鳴くと

さっきまで手が有った場所を優しく齧られて思わず声が出てた。

彼の手がすこぉしずつ下がってお腹から腰に移動する度に無意識に体が跳ねてなんとなく自分の手の甲を噛んでいた

ジョンウンの顔がまた私の上に来て、手をどかされると優しいキスがまた始まって、思わず首筋にしがみついた

キスしながらも手は優しく私の体を這い続け、下着を器用にするんと脱がされて

「っや…」

思わず出た言葉に一瞬体が離れたと思うと

ジョンウンも生まれたままの姿に戻ってた…。

ありがとう→←綺麗だ　YS side

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す