綺麗だ YS side ページ46
もっと、Aが欲しくて首筋と腰に手を廻すと自然に深く繋がっていった。
「っんん」
甘いと息が俺の耳をくすぐる、もっと…
その時俺の肩が軽く押されてAから離れた
「明日…は?」
YS「昼入りだ。Aは?」
「ん。同じくらい…かな。」
だったら…もう一度引き寄せて合わせる唇。Aごと食べてしまう位何度も何度も深く合わせて、俺の手がAのふくらみに付くとAの体が一瞬硬くなった…まさか
YS「はじ…めてか?」
「あ…ちがっ…けど…うん。こうなりたいって思った人とは…初めてかな。」
YS「怖い…か?」
「…怖く…無い」
YS「多分…違うよ。今までと…俺とだと」
Aの頭をもう一度抱き寄せて俺の肩に乗せると
YS「解らない…けどな。俺は…違うと思う。」
「…ん」
YS「嫌なら…」
「じゃない…だけど…驚かないで欲しい。すごく…すごく醜いから…私の躰。」
と子供の様に首にしがみついてきたA
…まだ、何かあるんだよな。お前が行きながら死んでた理由…でもな、そんなもの一つ一つ俺が取りはらってやる。
YS「お前に醜い所なんかないさ」
もう一度唇を合わせると、Aを抱き上げてベッドに降ろした。
下から不安そうな眼で俺を見つめるAに一度笑いかけるとその瞳に、俺が傷つけた耳に、首筋に…優しくキスを落す。
片手で、少しでも安心するように髪を梳きながら、昨日も着ていた寝巻代わりのロングワンピースのすそを手繰る。
「ホントに、ホントに驚かないで」
俺の手が直接Aの太ももに触れそうになった時、そう言うと俺の反応を見るのが怖いのかギュッと目を閉じた。
YS「大丈夫。俺に…見せてくれるか?」
しばらくの時間の後、俺に協力するように上体を持ち上げて下着姿になったAの体には、左胸からわき腹にかけての大きな傷と無数の小傷が斑点の様に刻まれていた…
…これは…
「服さえ着てれば何も見えないの。」
その傷の一つ一つがAを苦しめていたと思うと無性に腹立たしくなって、その一つ一つを俺が消してやれたら…
「醜い…でしょ。もし…嫌だったら…」
その次の言葉を聞きたく無くてこちビルを塞いだ。
YS「醜くない。綺麗だよ。」
そう言うと、一番大きな傷に沿う様に舌を滑らした。
「っん…ジョンウン?」
YS「これだって…お前の一部だろ?綺麗だよ。」
Aの記憶から無くなる様にその傷一つ一つに舌を這わせた。
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angieuko(プロフ) - マユさん» ありがとうございます^^*きっと、この彼女には兄さんしかいないですよね♪永遠、単純だけど難しい素敵な言葉ですよね (2016年3月2日 18時) (レス) id: f2d01e8268 (このIDを非表示/違反報告)
マユ - ジョンウンの魅力的な姿がたまらない。最後の会話シーン「永遠」が沁みました。 (2016年2月28日 6時) (レス) id: 8f101bc657 (このIDを非表示/違反報告)
angieuko(プロフ) - ちゃあさん» ちゃぁちゃんコメありあとーです♪兄さん、めっちゃ包容力あるイメージなの^^きっと二人はずぅぅっと幸せにしえるはず!!それから…ぎゅたまへの愛…隠し切れてなかった?( *´艸`)溢れ返っちゃってるので^^すまそ(笑) (2013年6月17日 19時) (レス) id: 56786cf794 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃあ(プロフ) - あんじゅたん 読んだよ。兄さんの包容力ハンパ無いーー!そして自分に置き替えて読んだよ。そしてにイェソンがもっと好きになったよ。 きっと二人は幸せにしてるんだよね♪たまに出てくるギュにあんじゅたんからの愛を感じたのは私だけだろうか(笑) ありがとう。 (2013年6月17日 13時) (レス) id: 8e7de482e5 (このIDを非表示/違反報告)
angieuko(プロフ) - emiさん» えみたん♪コメントまで書いてくれてありがと―です♪あんこが書くとちょっと暗くなる^^;素敵だって言ってもらえてうれちぃです^^ (2013年6月14日 5時) (レス) id: 56786cf794 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あんじゅっこ | 作成日時:2013年4月23日 19時