これが僕の恋。 (ページ1)

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永瀬の恋。ページ1

「あれ、なんでやろ。」

私、ふと思いました。

「え？まってほんまになんでやろ。」

『それは独り言か？」

「なんで永瀬のこと好きになったんやろ。」

『……独り言やな。』

「ねぇ、永瀬

なんでやと思う？」

『それ、多分俺に聞くんが

一番間違ってると思うで。』

「やって、永瀬いちいちムカつくねんもん。」

『は、え、なんでや』

「どんなけ遠くおってもすぐ聞こえるくらい

声大きいし。

なんかやばいんもんちゃうかってくらい

ええ匂いするし。

ころころ表情変わるから見逃せへんし。

抱きしめられたらなんかもう

心臓ほんまうるさいし！

永瀬と居ると変になるわ！」

『ちょ、お前…』

「なに顔紅くしてんねん。」

可愛ええやんかあほ

『それ、恋やん。

好きって言うてるやん。』

「言うてへんし！

なんでタイプでもない

永瀬のこと好きになってん！」

『そんなん知らんがな。

しゃあないやん、好きは好きやろ。』

「ほんまなんで好きになる人は

選べないんやろ？」

『恋は考えてするもんちゃうわ。

理由なん後付けやしな。』

「なーんか永瀬に言われると

余計嫌やねんなぁ。」

『んはｯけど、

ほんまは俺のこと大好きやろ？』

「そうやなかったら

こんなに一緒に居らんし。」

なんで好きなんやろうって

何回も思ったことあるけど、

その度に何度も、何度も

好きになってよかったって思うねんな。

『まぁ、俺は今でも恋してるねんけどな。』

それにほら。

「ふふ、永瀬好き。」

『ん、大好きやで』

こうやって伝えたら、

大好きな人に抱きしめてもらえるねんで。

この瞬間、嬉しくて、心臓がうるさいの

理解していつも思うねん。

あぁ、私この人に恋してるって。

「そういえば永瀬は

なんで私のこと好きになったん？」

『可愛ええから？』

「あ。そっか、思い出した。」

永瀬のこと好きになった理由。

『なん？』

「そんなガリガリやのに

すごい食べるギャップにやられたんやった。」

食べ方が男らしくて可愛いねんなまた。

『俺、今ほどちゃんと食ってて

よかったって思ったんはじめてやで。』

「そりゃあよかった。」

やっぱ人を好きになるって

理由がようわからんな。

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一発目はやはり廉くんから。

ですがちょっと久しぶりすぎて

キャラが……

はい、頑張ります。