別任務前に ページ18
Aside
硝子先生に安静にしてろと言われタコパに参加できず歯を食いしばり涙を流した夜。
悠仁が夜中にきて鍵をかけてキスを落としてくれた。
グヘヘへへ寝たフリ最高
おまけにね、
虎「俺はAの、優しいとこが好き、健気なとこが好き、ストイックなとこが好き、俺だけに向ける笑顔が好き。
髪が好き、匂いが好き、俺を写す目が好き、キスしたときに吸い付くような唇が好き、俺を呼ぶ声が好き、俺にだけ着飾るAが好き、全部が愛おしくて大切で、誰にも渡したくない。
俺が最初で最後でいたい。
A、愛してる」
そう言って口づけしてくれたんですねー!!!
髪をなでてくれたんですねー!!!
頬に指を滑らせてくれたんですねーーー!!!
もうね♡耐えられなくて、へへへって笑ったんですよ。
そしたら悠仁が驚いて、
虎「うわっ、起きてたの?!はっずかし」
とか言って顔染めちゃうじゃん?!
可愛いよねー、ほんと。ほんっとにだからね、
『知ってる。でも私の方が愛してるもん』
って言っちゃったんですよ。そしたら、
虎「試す?」
布団を剥がしてシャツのボタンプツプツととっていく悠仁の手をおさえたら、その儘上で抑えられてしまい。軽く睨めばフッと笑って
手をへそから上に滑べらせ、
上に上がっていく手のこそばゆさに腰をくねらせる
『んぁっ、あの、さ。あ、明日任務あるから』
虎「俺達とは別なんだろ?」
一度動きを止めるも、露わになった胸に吸いつき甘噛みする
『残念、ながらっ、んっ、ちょっ、ま』
虎「待てない。Aが足りない。もっと一緒にいたい一つになりたい……駄目か?」
獲物を捉えたような全然引く気のない目を見て、そして「駄目か」にやられて簡単に許可してしまう
こんなに積極的だったっけ?
そういやそうだわ
跨っている悠仁は私から目を離すことなく自分のパーカーを脱ぎ捨てる
ガッシリとした肉体に毎回グラッとクルも頬に添えられた手に上から触れて目を合わせればキスが降ってくる
ただ口を合わせるものからだんだんと深く、舌が口内に入り絡み合う
『んっ、ふっ、ぁ、んぁっ』
涙がつたり目を薄っすらと開ければ悠仁と目が合った
ゆっくりと離れていき、銀色の糸が引いては頬に垂れる
私も求めてたんだなー。妙に自分が冷静で、離れた合間に、悠仁の腹筋をツーーッと触れては言う。
『悠仁、夜って長いんだよ?』
言った後、後悔した
安静?何それ美味しいの?
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作者名:ピザうどん花子 | 作成日時:2021年3月8日 17時