手一杯 ページ35
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亜嵐｢あーっと、Aちゃんもこれから交流あるかもしれないから紹介します。
ダンサーで、玲於の幼なじみの橋本ひなちゃん。｣
｢ふふ、可愛いね！Aちゃんっていうんでしょ？｣
肩まであるボブを揺らしながら、ひなさんが口に手を当てて笑う
なんて上品な笑い方
前に、玲於くんのスタイリストさんをやったときに取材されてた
｢理想の女性のタイプは？｣
って質問に、
｢同い年で綺麗で上品な人｣
って言ってた
あれ、ひなさんの事だったんだ
『ひな、さん。よろしくお願いします』
ひな｢うん、よろしくね！｣
歳は、玲於くんと同い年で私のひとつ上
ひな｢あっ、玲於、また久し振りにダンスバトルしようよ｣
玲於｢え、マジで？しよ！｣
もう、ほんと玲於くんガキ。
二人の世界についていけなくて、困り顔をしてるGENERATIONSのメンバーさん達
メンディー｢いっつもこうなんだから、…｣
いつも、こうなの？こんな風に、私じゃ許されない距離で笑いあってるの？
玲於くんとか、宝物を見るような目で。
ねぇ、心が痛いよ
『じゃあ、私、マネージャーさんの所に行きますね』
震えた声に何事かと振り向いた龍友くんと隼くん、それに涼太くん。
涼太｢どこいるか分からないだろうし、僕ついて行くよ｣
『え、でも、』
涼太｢ええよ、僕がやりたいんやし｣
涼太くんがさりげなく私のダンボールを取ってくれる
ほら、玲於くんは私が行くことにも気づかずにヒナさんと話込んでる
涼太｢ひなちゃんね、ずっとLAにいてダンスを学んでたの。
それが、ついさっき帰ってきたらしくって。｣
『そっ、か、』
涼太｢…Aちゃん、大丈夫？｣
なんのこと？そうやって誤魔化そうとしたけれど、誤魔化す気力もない
きっと、涼太くんは気づいてるんだ
私が玲於くんのことを好きなことも、
玲於くんがひなさんのことを好きなことも。
涼太｢一方通行って、悲しいよね｣
『涼太くんも、一方通行なの？』
涼太｢…んー、まぁ、気になる子は僕のことを好きじゃないかなぁ｣
そっか、涼太くんも片想いなんだ。
自分のことで手一杯になって勝手に悲しんでた私は、
涼太くんが私に向ける悲しそうで切なそうな視線にこの時はまだ気づかなかった
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豚骨ラーメン(プロフ) - 沙矢さん» ありがとうございます！めっちゃ嬉しいです…！（泣）感激です！今日完結するつもりなので、是非ご覧くださいね！ (2019年1月8日 3時) (
レス) id: fff74a9d13 (このIDを非表示/違反報告)
沙矢(プロフ) - 初めて豚骨ラーメンさんの作品を読ませてもらったのですが、すごい好きです!!!!唐突でごめんなさいm(_ _)m書き方というか、話の進み方とか主人公の性格とかいろいろ！更新されるのをとても楽しみに待っています笑 (2019年1月4日 20時) (レス) id: 90dc9eec21 (このIDを非表示/違反報告)
豚骨ラーメン(プロフ) - ソルトさん» えぇ！めっちゃ嬉しいです…っ！ソルトさんみたいなコメント、本当に心がポアってなります！笑 (2019年1月4日 14時) (レス) id: fff74a9d13 (このIDを非表示/違反報告)
豚骨ラーメン(プロフ) - miyuu___0106さん» ありがとうございます！冬休みの間に終わらせようと思っているので、更新を待っていて下さい！笑 (2019年1月4日 14時) (レス) id: fff74a9d13 (このIDを非表示/違反報告)
豚骨ラーメン(プロフ) - みかんさん» 更新頑張ります！誤字脱字、語彙力のなさを自分でも痛感していますが、どうぞ最後まで暖かい目で見ていただければと思います！ (2019年1月4日 14時) (レス) id: fff74a9d13 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：豚骨ラーメン
| 作成日時：2018年12月30日 14時
