不良高・攘夷高校の四天王 (ページ5)

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プロローグ((え？やっと本編？前置き長すぎね？by銀時ページ5

～プロローグ～

天人(あまんと)の襲来により、今や各地の高校は天人の不良高校と化していた…
校舎は荒れ果て、元々そこにいた人間の生徒は皆、不良になるか、影を潜めるか、天人不良の言いなりになるかの選択肢を余儀なく迫られていた

そんな中、とある高校だけは少し周りと変わっていた。
人間の不良生徒が多数を占め、天人の不良生徒を寄せ付けない。
それでも天人はいないことはないが、特に大きな害のない、人間と仲良くなれた善人の天人だけ。
しかもお互いには衝突することの少ないという、とても人間と天人の調和が取れた高校があった。
そこの人間たちは不良だが、善人の天人ならば、何もしてこない限りこっちも何もしない、という人が多かった。
攘夷するのは不良天人だけ…
その高校は、いつしか攘夷高校と呼ばれるようになった。
しかし、人間とはいえ不良は不良。しかも、その辺の天人不良高とはオーラが違っていた。
当然、平和に学校生活を送りたい人はやはり集まってこない。
そして、攘夷高校に来る者は皆、天人不良を攘夷・排除する目的で入ってくる者が多数を占めるようになった。

とある年、中学時代から問題児だと騒がれている3人組が入学し、飛び抜けて強いので攘夷三強と呼ばれるようになる。念のため、監視・指導にとミグリア・ライムトートという、浪人生ではあるが、不良駆逐のプロ？を付けるが、後にもう1人、土佐の高校から転入生が来る。そしてその攘夷三強の中に、まるで幼なじみであったかのようにあっさりと加わり、攘夷四天王と呼ばれるようになる…。

この物語は、ミグリア・ライムトートの転入日から始まる。