不良高・攘夷高校の四天王 (ページ11)

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第6話問題児は増えると苦労する(5話の続き) ページ11

ライム目線
～銀さんの部屋でみんなでUNOして次の日、道端にて～

チリンチリン

あぁ今日もあの音か…と、俺は思う。
いつものように通り過ぎていったのは、
…自転車に乗る坂田

桂「いいぞ銀時！！この調子で突っ走るぞ！！」

銀時「突っ走るなら自分でマラソンしてこいぃぃぃ！！！」

…と、坂田の肩に乗る桂

高杉「銀時ィ、昨日よりペースが落ちてるぞ」

銀時「うるせェェェェ！！！オメーが降りればもうちっとペース上げてやんよ！！」

…と、自転車のカゴに乗る高杉。

坂本「あっはっはー！頑張れ金時ぃ～」

銀時「金時じゃねーよ銀時！！！……ってあれェェェェ！？何かいつもより重いと思ったらいつの間に！？！？つーか何で無断で乗ってんだテメーらァァァァ！！！！」

…と自転車の後ろの荷台部分に乗る坂本。

いつもの光景だ。

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…………ってあれ？いつもの？？

ライム「一人増えてる！？！？！？！？！？」

怒るより先に疑問が来てしまう俺であった。
つーかもうアイツらと仲良くなったの！？
…坂本はバカそうに見えて、意外と大物なのかもしれない。

その日から、四人で行動するようになったという。

…そして、俺はもっと苦労するようになった。
タダでさえ大変なのに。
しかし、今はそうしないと生活していけない。

ライム「……はぁ」

こいつは、坂本も反省室送りだな、と思う俺なのであった…。