鳥籠の外の世界は ページ19
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星潰しと、Aの戦法晋助とその話をしていた。
「へぇ。あいつの戦法はすげぇぞ」
「戦法?」
戦法にも色々なものがある。
あの晋助までも認める戦法とはどのようなものなのか。きになる。
そう言えば、母さんの親友と、親友の娘が凄い戦法を持っていた気がする。
黒髪黒目の可愛い子で俺と同い年の女の子。
多分俺はあの子に惚れていたと思う。
1日だけしかあったことないけど凄い印象に残っている。
「大きくわけて三つある。」
あの子も三つの戦法を持っていた気がする。
「まぁ、戦法は当日の楽しみにしておけ」
と言って晋助はどっかへ行った。
部屋を出て食堂へ向かうと綺麗な黒髪を上に結い上げていたAが居た。
どくんっ
また、一つ好きになってしまった。
でも、あんなに可愛い子が強いなんて未だに信じられない。
いや、信じたくないのかもしれない。
「ん?あ!神威、おはよう。」
にへらっと笑う彼女は時に幼く見える。というのも普段が大人っぽすぎるからなのかもしれない。
髪をあげているためうなじが見える。
着物というだけあってかめっちゃ色っぽい。
「おはよ。」
微笑みながら返事を返すとガン見された。
顔に何かついているのだろうか?
「…………ねぇ。今日戦うなら着物だとめんどくさい。
チャイナ服って余ってない?」
確かに着物だと動きにくい。
しかも、高価そうなものだしなぁ。
「一つ余ってるからあげるよ。後で俺の部屋に来て。」
と言うと彼女はこれ以上にないほどの笑を見せた。
たしか、あった気がする。昔着てたやつで黒色の。
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リム - すごく泣けました。素晴らしい作品、ありがとうございます。 (2017年8月6日 17時) (レス) id: b9e9b101f8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆり(* ” ) - 小説がきになります!更新頑張ってください (2017年4月7日 0時) (レス) id: 57516f0401 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:たこな | 作成日時:2017年4月6日 21時