べるぜバブ 石矢魔高校最強のあの子は面白いことがお好きなようで…

17話 ページ18

貴方｢ふぁ〜..ねむ〜...｣

朝早く起きすぎた...。
あの後眠れなかったし。


夏目｢Aちゃん、なんか顔色悪いけど大丈夫？｣

貴方｢あははっ、寝不足でさー｣

慎太郎優しいなー。
でも今はその優しさが辛いな〜。

あー、だめだな。
どうしても朝のが忘れられない...。

貴方｢う〜｣

夏目｢あはは、よしよし｣

慎太郎はいつものように笑いながら
あたしの頭を撫でてくれた。

貴方｢へへっ♪…あ、お返しにｷﾞｭｰってする!｣

夏目｢じゃあ、俺もｷﾞｭｰってするね｣

貴方｢わーい♪｣



古市｢……あの｣

貴方｢んー？どったのー？｣

古市｢お二人は付き合ってるんですか？｣

……?

貴方｢いや、付き合ってないよ?｣

古市｢付き合ってないんですか!?｣

貴方｢う、うん。なんで？｣

古市｢今の光景を見て付き合ってない方が可笑しいですよ！｣

今の光景？

貴方｢え、そんなに変なとこあった?｣

古市｢普通男女で抱き合ったりしませんよ！｣

な、なんだって...!?

普通しないの!?ｷﾞｭｰってするの変?
普通だと思ってた!

貴方｢慎太郎、普通しないの？ｷﾞｭｰって!｣

夏目｢……あははっ｣

貴方｢しないんだ!!｣

慎太郎も知ってたの!?
なんで教えてくれないのさ!

貴方｢慎太郎は嫌じゃなかった…？｣

知ってたんだったら、なんでｷﾞｭｰってしてくれてたのか気になる。
これで嫌だって言われたらどーしよ...。

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