[進撃の巨人]レンアイゲーム (ページ5)

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act4.所見ページ5

モニターにはピエロのような仮面をつけた人が映し出されている｡

？｢はーい､皆さんごきげんよう｡その様子だと10人が広間に集まったみたいですね｣

するとここで漸く喋っていないもう一人が言葉を発した｡

ミカサ｢貴方は一体誰？何のためにこんな見知らぬ場所に連れてきたの？｣

エレン｢そうだ！お前が誰かは知らねぇが早く此処から出せよ｣

皆はモニターを睨んでおり､殺気さえも感じられる｡

A｢え､えと…エレンの言う通りですよ､早く此処から出してくれませんか｣

私も恐る恐る反発する｡

？｢え？勿論そう簡単にはいここから出ていいよなんて言う訳ないじゃないですか｡貴方達は出れませんよ｡ちなみに何のために連れてきたかは今は極秘です｣

アニ｢…じゃあ出る方法は？ない訳じゃないだろう？｣

アニさんも漸く喋った｡

？｢えぇ勿論ない訳じゃないですよ｡ちゃんと此処から出る方法はあります｣

リヴァイ｢ほぅ…その方法とは何だ？｣

？｢それは今から説明するゲームに参加して出るという方法です｣

アニ｢……｣

サシャ｢ま…まさかこの10人で殺し合いをするつもりじゃ！？ひいぃぃ！｣

サシャは両耳を両手で押さえ聞きたくない素振りをしている｡
皆もサシャの言葉を聞いては動揺したり固まったりする｡

ミカサ｢そんなのは許さない｣

？｢あっはっはっ､ご安心を｡そんな事はしませんよどこぞのシナリオと一緒にしないでください｣

そう言うとピエロの仮面をした人はくすくす笑っていた｡

リヴァイ｢殺し合いじゃねぇならどんなゲームだ？｣

リヴァイ先輩は終始睨みながら淡々と話す｡

？｢では早速発表しますかね｡君達に参加してもらうのは

恋愛ゲームです｣

え…恋愛？
この10人で？

エレン｢はぁ！？意味わかんねぇよ､なんだってそんな事｣

ハンジ｢…恋愛ゲーム？どういう事？｣

リヴァイ｢そんな事のために此処に閉じ込めたってのかてめぇは｣

リヴァイ先輩が多少キレ気味に話している｡
皆も納得出来ないような顔をしている｡

？｢まぁ､まずは聞いてください｡皆さん此処から出たいでしょう？それとも一生此処に居座りますか？｣

………
皆も私もその話を聞き黙り込む｡

アルミン｢その､恋愛ゲームの内容はどんなのですか？｣

アルミンが質問をする｡

？｢それは今から説明します｡説明の前に私の自己紹介を｡私はこのゲームの主催者ですのでよろしくお願いします｣

ミカサ｢貴方の自己紹介はどうでもいい､早くゲームの内容を説明して｣

主催者｢はぁせっかちな人ばかりですね｡分かりました早速説明しましょう｣

→続く