[進撃の巨人]レンアイゲーム (ページ3)

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act2.状況１ページ3

私は恐る恐るドアを開ける｡
すると

ハンジ｢やあ､やっぱりAだったかぁ！会いたかったよぉ！｣

と､私に飛びかかってはがっしりと抱きしめられた｡

A｢ちょっ！ハンジ先輩いきなり止めてくださいよ！｣

ハンジ｢ごめんごめん､Aが可愛いもんだから見たらつい､ね｡あっはっは｣

ハンジ先輩が私から離れるといつものように明るく話していた｡
しかし私の脳内はそれどころではなかった｡

A｢あぁ！ちょっと待ってください！ここはどこなんです！？まさかハンジ先輩が私を拉致したんですか？｣

しかしハンジ先輩はぽかんとしながら

ハンジ｢え？そんな事する訳ないじゃあないか｡確かにAは可愛いけど流石にそんな酷い事はしないって｣

A｢じゃあ此処はどこなんですか？｣

ハンジ｢それがね…大変な事になったんだよねぇ｡一つ一つ部屋を調べ回ってたんだけど出られそうなとこが見つからなくてね｣

A｢ということはハンジ先輩も此処に拉致されたって事ですか？｣

ハンジ｢そう､酷いもんだねぇ…でもね拉致されたのは私とAだけじゃないんだ｡後８人広間に居るから｡つまり閉じ込められたって事さ｣

え…私とハンジ先輩の他にも居る？
一体どうなってるの？

A｢何故こんな事になってるんでしょうか…私今何も分かりません…それに何故ハンジ先輩は私がここに居るとわかったんですか？｣

ハンジ｢あぁ簡単だよ､君の名前がドアにちゃんと書いてあったからもしかしたらと思ってさ｡あ､何故か私の部屋とか他８人の部屋もしっかりあったけど｣

A｢そうなんですか…｣

わからない…何でこんな事に…

私はタクシーに乗ってたら寝ててそしていつの間にか此処にいる…

そしてハンジ先輩や他の８人も此処に居るってこと

そしてハンジ先輩が言うには此処から出られないという事

A｢私タクシーの中で居眠りしてしまって…それから起きたら此処に居たんです｣

ハンジ｢なるほどね､一体何の目的で…と､まぁとりあえず詳しい話は後にしよう｡とにかくAも広間に来てくれ｣

ハンジ先輩がそう言うと私の手をぎゅっと掴み歩き出した｡

A｢あ､ちょっと｡ほんとに行くんですか？｣

ハンジ｢当たり前だろ？行かなきゃ話にならないしさ｡とにかく行こう｡私も一緒だから大丈夫さ｣

A｢そ､そうですよね｡分かりました｣

私は決心して広間に行く事にした｡

→続く