[進撃の巨人]レンアイゲーム (ページ13)

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act12.頑固ページ13

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これは夢？それとも…

『私は……えっと､その…やると決めたら絶対引きません｡小さい頃から…そ､そうだったんです』

『ほぅ､てめぇは余程の馬鹿らしいな』

『……』

この先輩は怖くてほんとに話しにくい｡まず話しかけられるたびにビクッとなってしまうしいつも先輩から逃げるような形になる｡だからあまり自分からは近寄らない事にしている｡しかし生徒会で一緒な以上はそんな遠回しな事をしても意味がない｡

とりあえずもう黙ってよう…もう

『だが､そんな馬鹿正直な所は嫌いじゃねぇ』

『……！』

――――
？｢おい､起きろ､おい｣

A｢…ん…あっ！私ここで死にそうになって…それからって､リヴァイ先輩！？な､何故ここに？｣

私はリヴァイ先輩を見てビクッと驚いては目をキョロキョロさせる｡

リヴァイ｢…話は後だ､早くここから出るぞ｣

A｢え？あぁ､わ…分かりました｣

と､リヴァイ先輩が私の紐をほどいた｡そして私達はアニさんの部屋から出るとリヴァイ先輩の部屋へと入った｡

リヴァイ先輩の部屋はやっぱり綺麗……

リヴァイ｢で､アニを説得は出来なかったようだな｣

A｢……｣

｢もうアニは諦めろ｡奴は何か企んでいる｣

｢で､でも！アニさんはきっとわかってくれるはずです！諦めないで何度も行けばきっと…｣

するとリヴァイ先輩はいきなり私の胸ぐらを掴んできた｡

｢なっ！｣

｢てめえはやっぱり俺を怒らせるのが得意だな｡死にそうになった奴が何を言ってる｡｣

｢そ､それは…で､でもアニさんを置き去りになんて…｣

と､次の瞬間

｢てめえが死んだら元もこうもねぇだろうが！そんなに死にてぇかてめえは！｣

リヴァイ先輩がとうとうキレた｡

｢ひっ…そ､それは…｣

私はリヴァイ先輩に怯え何と言えばいいか分からなくなっていた｡

今にも泣きそうだよ私…

｢…ほぅ､そんなに死にたかったか｡てめえは勇敢だな｡ならアニにじゃなく今俺が楽にしてやるよ｣

え…？

リヴァイ先輩が片手で胸ぐらを掴みながら片方の手でポケットから果物ナイフを取り出す｡

その果物ナイフが私の首へと向けられた｡

｢ひっ…ま､待って､リヴァイ先輩｣

私は涙目になりガクガク震えながら待ってと懇願する｡

｢なんだ？言ってみろ｣

→続く