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練習をしばらく見ていると、体育館の扉の開閉音がする。
うわあ、めっちゃ美人。
田中「潔子さん！お疲れ様です！お持ちします」
清水「いい、自分で持っていくから」
田中「潔子さん、今日も美しいっす」
清水「・・・」
田中「ガン無視興奮するっす」
と、菅原先輩がすかさず扉を閉めた。
清水「あれ、あなたは」
『こんにちは、マネージャー希望で入部する一年の咲花Aと言います』
清水「私はマネージャーの清水潔子、よろしくね」
『よろしくお願いします』
清水「じゃあ、やること教えていくね」
『はい！』
＿・＿・＿・＿・＿・＿・＿・＿・＿・
＿＿数時間後
今日の練習が終わった。
「「「お疲れっした！！」」」
清水「どう？やっていけそう？」
『ばっちりです！』
清水「良かった」
菅原「Aは吞み込み早いな〜」
『！！』
私の肩に手を回してこようとした菅原先輩から逃げ、清水先輩の後ろに隠れる
清水「え？」
『すみません・・・』
清水「菅原、何かしたの？」
と清水先輩は私を守るように私の前に立った。
・・・！
澤村「あ〜スガ、咲花に惚れたみたいで」
「出会って早々告ったんだよ」
清水「え！？・・・そうなの？Aちゃん」
『はい、ポ〇モンバトルかと思いました』
清水「・・・まぁ、悪い奴じゃないと思うから」
『・・・わかりました』
『そういえばあの二人、どうでしょうかね』
田中「“勝負して勝ったら入れてください”とか言ってきそうじゃないすか？」
菅原「あり得る！」
「「キャプテン！」」
澤村「おっ」
扉を開けると、田中さんのフラグは回収された。
日向・影山「「勝負させてください！！」」
日向「俺たち対先輩たちとで」
「「せーの・・・ちゃんと協力して戦えるって証明します」」
菅原「せーのって聞こえたんだけど」
田中「でも俺、こういうやつら嫌いじゃないっすよ」
澤村「負けたら？」
影山「どんなペナルティでも受けます」
澤村「ふーん」
「ちょうどいいや、お前らのほかに二人一年が入る予定なんだ」
「そいつらと3対3で試合やってもらおうか」
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作者名：名稀ーなきー | 作成日時：2024年2月15日 16時
