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日向「い、入れてください!バレーやらせてください!」
「俺、影山とも仲良くしますから!お願いします!!」
と、日向が大声で訴える。
菅原「いいのかよ大地、貴重な部員だろ?」
と、菅原先輩は当然のように私にめちゃくちゃ近寄る。
菅原「ていうか、チームとかって徐々になっていくもんだろ」
大地「わかってる、が」
『一年の私が云うのもあれですけど、別にいいと思いますよ』
『多分、お互いにチームメイトという自覚をさせないとこれから先もっと大変になる』
『だから、これは彼らに、烏野にとっての試練だと、私は思います』
菅原「お!Aいいこと言う〜!」
『!』
名前呼び・・・・はや
影山「すみませんでした!こいつともちゃんと協力します!」
「部活に参加させてください!」
澤村先輩は顔半分だけ扉を開き影山を見る。
澤村「本音は?」
影山「う・・うう・・」
「試合で、今のこいつと協力するぐらいならレシーブもスパイクもトスも全部」
「俺一人でやれればいいのにって思ってます」
日向「何言ってんのお前」
澤村「フッハハハハハッ!」
「なんでほんとに言っちゃうんだよ本音を」
「いいと思うよ、そういうの」
「でもさ、ボールを落としちゃダメ、持ってもダメ」
「1人が続けて二度触るのもダメっていうバレーボールでどうやって一人で戦うの?」
と澤村先輩は微笑み、再び扉を閉めた。
それからしばらくして他の先輩方が部活に来た。
「お、新しいマネ?」
『あ、はい!咲花Aと言います!』
縁下「よろしく〜俺は縁下」
『よろしくお願いします』
澤村「練習始めるぞ〜!!」
「おーす!」
菅原「A、ちゃんと見ててね」
『え、あ、はい』
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作者名:名稀ーなきー | 作成日時:2024年2月15日 16時