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菅原「だべー!笑」
『菅原先輩、やっぱり云いましたね』
菅原「だから言ったべ?こんな男だらけのとこにいたらいつ取られるか分からないべよ!」
「A、可愛いんだからさ」
『っ!』
今、絶対顔赤い・・・
私は自分の赤面を隠す為、菅原先輩の横腹をチョップする。
菅原「いだっ!?」
『バカ・・・』
と私は口を含まらせる。
すると、菅原先輩だけではなく田中先輩と西谷先輩まで爆発して倒れた。
『え゛?』
日向「せんぱーい!」
澤村「(スガも大変だな)」
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その後、澤村先輩が何とか先輩たちを起こした。
菅原「死ぬかと思った・・・」
田中「潔子さん並に破壊力ヤバいっすね」
澤村「お前ら帰ってこい」
西谷「そういえば!さっきのサーブ!」
「そこのでかくて目つきの悪い方!」
「お前どこ中だ?」
影山「北川第一です」
西谷「マジか!強豪じゃねえか」
「通りであのサーブか」
「俺、中学ん時当たって2対1で負けたぞ」
・・・よくしゃべる人だな・・・
澤村・菅原「相変わらずうるさい」
影山「西谷さんはどこの中学なんですか?」
西谷「千鳥山だ!」
影山「強豪じゃないですか、なんで烏野に?」
「やっぱり鳥養監督の復帰を聞いて?」
西谷「いや俺が烏野に来たのは・・・女子の制服が好みだったからだ、すごく」
日向・影山「はぁ?」
西谷「もちろん女子自体も期待を裏切らなかった」
「それに何つっても男子が学ランだからだ!黒のな!」
西谷「俺、中学がブレザーで学ランに憧れてたんだよ!」
菅原「椚ヶ丘も制服ブレザーだよな?」
『そうですね』
西谷「え!咲花椚ヶ丘なのか!?進学校じゃねえか!」
『・・・まあ、そうですね』
『制服・・・着崩してる人が結構いた気がします』
田中「中学の写真ないのか!?」
『え・・・』
殺せんせーのことがばれないような写真・・・
私は携帯のカメラロールを遡る。
『あ!ありました』
私が見せたのは学園祭の後、業と撮ったツーショット写真だった。
菅原「え、だれこいつ」
『嫉妬をそんなに露わにしないでください』
『ただの気の合う親友ですよ』
菅原「ほんとか?」
『はい、私の初恋は菅原先輩ですから』
私がそう言うと菅原先輩はまた爆発した。
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作者名:名稀ーなきー | 作成日時:2024年2月15日 16時