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入畑「とにかくお前はアップとってこい」
「いつもより念入りにだぞ」
及川「はーい」
第三セット
14:15
点差はあまりないものの烏野はリードはしていた。
20:24
烏野のセットポイント
あと一点で県ベスト4の青城に勝つ。
だが、来てしまった。
及川さんが。
及川さんのサーブ。
打つ前に及川さんは月島を指さす。
何?
強烈なジャンプサーブが月島の方向へ来る。
月島狙い!?
弾かれたボールはギャラリーの方へ飛んでいった。
及川「
「レシーブ苦手でしょ、一年生かな?」
影山の、ううん
それ以上の威力に加えて宣言通りのコースに打つコントロール
これが青城の主将
及川「じゃあもう一本ね」
次も月島狙いでサーブが打たれた。
山口「ツッキー!!」
澤村「どんまい!月島!」
及川「おっ、あと一点で同点だね」
日向「おい!コラ大王様!」
及川「ん?」
日向「俺も狙え!捕ってやる!狙えよ!なめんなよ!打ってこーい!」
と日向がじたばたする。
大王様・・・?
月島「みっともないからわめくなよ」
日向「なんだと!」
「・・・バレーボールっつうのはなあ」
「ネットのこっち側にいる全員もれなく味方なんだぞ!」
田中「なんて素晴らしい名言!」
澤村「よし、全体的に後ろに下がれ」
「月島はすこしサイドラインに寄れ」
月島「はい」
澤村「よーし来い」
また月島狙い!?
山口「ツッキーぃぃ!」
武田「あんな端っこにいるのに」
『ピンポイントで?!』
菅原「でもコントロール重視の分、威力はさっきより弱いです」
菅原「『上がった!』」
山口「ツッキーナイス!」
及川「お、捕ったね〜えらい」
「ちょっと捕りやすすぎたかな?」
「でもこっちのチャンスボールなんだよね」
「ほら、おいしいおいしいチャンスボールだ」
「きっちり決めなよお前ら」
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作者名:名稀ーなきー | 作成日時:2024年2月15日 16時