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澤村「でも田中がいて助かった」
『確かに、ああいうことは絶対裏表なさそうな人が云うから効果がありますよね』
続いて第二セット。
日向と影山の速攻。
だか、今回は決まらなかった。
金田一「今みたいなのちゃんと打てなきゃ王様が怒り出すよ」
影山「日向！」
金田一「ほらきた」
影山「悪い、今のトス少し高かった」
金田一「影山が・・・」
国見「謝った？」
北一の子かな？
めっちゃびっくりしてる
その次の一本。
速攻が決まる。
＿反撃開始だ。
その後からは囮効果が効き、得点が入る。
一度タイムアウトを挟み、試合再開。
無事に一セットとることができた。
縁下「向こうに影山みたいなサーブ打つやついなくてよかったですね」
澤村「だな」
「うちはお世辞にもレシーブうまいとは言えないからな」
影山「油断だめです」
「たぶんですけど、向こうのセッター、正セッターじゃ」
すると向こうの女子生徒から歓声が聞こえてきた。
同時に影山の目つきが鋭くなる。
入畑「おお、戻ったのか及川、足はどうだった？」
及川「ばっちりです」
「もう通常練習も行けます」
「軽い捻挫でしたしね」
入畑「まったく、気をつけろよ」
「向こうには影山出せなんて言っといて」
「こっちは正セッターじゃないなんて」
「頭上がらんだろうが」
及川「すいませーん」
「及川さーん！無理しないでくださーい！！」
と及川さんは女子生徒に手を振る。
田中「影山くん、あの優男誰ですか？僕とても不愉快です」
澤村「あれが青城の主将だ」
田中・日向「「え？」」
影山「及川さん」
「超攻撃的セッターで攻撃もチームでトップクラスだと思います」
影山がここまで言う選手・・・
影山「あとすごく性格が悪い」
日向「お前が言うほどに！？」
影山「月島以上かも」
日向「それはひどいな」
月島基準なんだ・・・
田中「お前の知り合いって事は北川第一のやつかよ」
影山「はい、中学の先輩です」
及川「やっほー飛雄ちゃん久しぶり〜おがったね」
「元気に王様やってる？」
影山「俺、サーブとブロックはあの人を見て覚えました」
「実力は相当です」
「けど、今は試合に集中しろ」
「最終セット絶対取るぞ」
日向「おっ、おうよ」
影山「田中さん威嚇やめて！」
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作者名：名稀ーなきー | 作成日時：2024年2月15日 16時
