11 ページ25
・
菅原「あ！そうだった！」
「って和菓子？」
『はい！みたらし団子食べたいです！』
菅原「りょーかい！ちょっと待ってて」
と菅原先輩は坂ノ下商店に入っていった。
『そういえば影山』
影山「ん？」
『前調べたんだけど、青城って北一の選手の大部分が進む高校よね？』
影山「ああ、まあ、そうだな」
『やりづらいとかないの？』
影山「同じチームだったら考えるかもしれないけど」
「戦うなら全力でやるだけだ」
『・・・そうね』
影山「おっす」
菅原「お待たせA」
菅原「はい！ご所望のみたらし団子」
『ありがとうございます！♪』
澤村「咲花、肉まんいらないか？」
『え！いいんですか！』
『やった〜！夜食代浮いた〜』
澤村「なんだ、一人暮らしか？」
『あ、そうなんですよ』
菅原「はい、A帰るべ」
「大地と喋りすぎ〜」
『え、あ、』
『じゃあ、みなさんお疲れ様でした』
澤村「おう、お疲れ様」
菅原先輩との帰り道。
私はもらったみたらし団子を頬張りながら菅原先輩の隣を歩く。
菅原「美味しそうに食べるな〜！」
『そうですか？・・・良かったら一本食べます？』
菅原先輩「食べる！」
菅原「あ、そういえば清水から聞いたぞ〜」
「今日の試合中オレの事可愛いって言ったって」
『え、なんのことですか』
危ない、お団子のどに詰まらせるところだった。
てか清水先輩ほんとにいったの？
「俺に惚れてきた感じ？笑」
『・・・さあ、どうでしょうね』
菅原「きっぱりNOって言わないってことは期待してもいいのか？」
『・・・ご自由にどうぞ』
『そういえば、いいんですか』
菅原「ん？」
『セッターですよ』
菅原「・・・そりゃ悔しいよ」
菅原「でも影山が中学ん時と同じだと思ったら大間違いだって見せてやりたいじゃん」
『・・・ですね』
『じゃあ、また』
『お団子、ありがとうございました』
菅原先輩「おうよ！またな」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 54人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：名稀ーなきー | 作成日時：2024年2月15日 16時
