新一の姉は公安、そして松田の彼女で事件の遭遇率が異常です

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鬼塚side

「鬼塚教官、厄介な連中を引き受けてしまいましたね、いかも6人いっぺんに」


鬼塚「全科目オールA、長い警察学校の歴史でも類を見ない抜群の成績で入校、あの真面目過ぎる性格と頭髪のせいか降谷はイザコザが絶えず」


鬼塚「兄は長野県警の優秀な刑事である諸伏は正義感は強いんだが今も両親の事件のトラウマを抱えてる」


鬼塚「降谷に次いで総合力No.3、リーダーシップがある伊達も警察官だった父親の辞職を引きづっていて」


鬼塚「優れたコミュニケーション能力を持った萩原はそのスキルを女子学生の尻を追い回すことにしか使っていない」


鬼塚「松田は面接のマイナスを学科や実技や高いレベルの専門知識でカバーしたのはいいが、あの傍若無人で協調性の無さは致命的だ」


鬼塚「そして、警察学校の歴史でもみたことはない試験満点、総合力No1で入校。だが、入校前から探偵業の活動もし、学業への支障が不安だな」

鬼塚「先が思いやられるよ」



Aside

鬼塚「———で、あるからして・・・警察は現場周辺の目撃情報を集めることになる」


鬼塚「ここで、注意したい事・・・誰かわかる奴いるか？」


降谷「はい！」


降谷「目撃情報の注意点として、犯行現場に居合わせたストレスや思い込みや———」


鬼塚「その通り！・・・流石だな、降谷」


松田「まあ警察学校(ここ)を卒業した連中がそれをちゃんと実践できてるかどうかはマユツバもんだろうけどな・・・」


鬼塚「おい！松田！！貴様は警察官をなんだと思ってる！？」


松田「そりゃーもちろん」


松田「誇りと使命感を持って国家と国民に奉仕し」


松田「人権を尊重して公正かつ親切に職務を執行し」


松田「規律を厳正に保持して相互の連帯を強め」


松田「陣活を磨き能力を高めて自己の充実に努め」


松田「清廉にして堅実な生活態度を保持する・・・それが警察官でしたよね？」


鬼塚「わ、わかっていればよろしい！では、今日の講義はここまで！」




『陣平、お昼一緒に行こ』


松田「ああ」




「ねぇ萩原君、昼食一緒に食べてもいい？」


萩原「モチの・・ローン♪」


降谷「どういう心境の変化なんだ？」


降谷「僕の記憶が正しければ、キミは警察官が嫌いだったはず・・・もしかしてツンデレとか？」


松田「ちげーよ！・・・今でも腹ん中じゃ、思ってるぜ？」


松田「警察なんて・・・クソ食らえってな！」


松田「Aいくぞ」


『うん！』

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