出会い 工藤新一篇 ページ24
結局、家事はこのように振り分けられた。
月曜 洗濯
火曜
水曜 買い物
木曜 洗濯
金曜 掃除
土曜 休み
日曜 休み
何もすることがない火曜は読書や勉強をする、ということになった。A曰く〔資格とか取ってみたいし、探偵としても知識多いほうがいいじゃん〕とのことだ。
洗濯が2日あるのは、〔さすがに量が多すぎて干すの大変〕というAの意見が配慮されたためである。また、洗濯については少々話が長引いた。新一が渋ったのだ。
―数分前―
『洗濯、月曜と金曜でいいよねー。もう2人分一気に洗っちゃうよ』
「いや…オメーがいいんならそれでいいけど…」
『あぁー大丈夫大丈夫。いくらなんでもさあ、自分の下着を男に見られんのは嫌だよ?でも自分が洗濯するんなら誰のんでも構わん。一緒に洗うのも問題ナシだね』
「…干す時はどーすんだ?」
『下着関連は別々にすればいいんじゃない?洗濯バサミがいっぱいついた、小物系ぶらさげるハンガー的なのあるじゃん?あれ使って。何度も言うようだけど、私その辺に関しては気にしないから。新一が嫌だってんなら話は別だけど?』
「…もうオメーがいいんならなんでもいいや…」
『じゃー決まり!新一が帰ってくるまでには乾いてるだろうから、取り込んで畳んどくね。カゴ2つ買おうか。それに畳んだ服いれて、部屋へ置いとくようにするよ』
こうして、家事が決定した。
―回想終了―
家事振り分けが決まったところで、新一が家の中を簡単に案内した。書斎のところではAのテンションは跳ね上がったことは言うまでもない。
リビングに一度戻ると、新一が疑問を口にした。
「そーいやオメー、料理できんのか?」
『うん。優作さんと有希ちゃんに会うまでは、自分で料理してたし。…お昼にはちょっと早いけど、私達朝ごはん食べてないし、ちょうどいいや。お昼ごはん作ってくるよ』
時刻は10時。話し込んでいたせいか、時間はかなり経っていた。言われて気がついたかのように、新一は空腹を感じた。
「なら、冷蔵庫にちょっと野菜とか入ってるはずだ」
『よかったよかった。新一のことだから、どうせ普段はカップ麺生活なんでしょ』
「バーロ、最近はカップ麺にもいろいろあんだぞ」
『誇れることじゃないと思うなあ』
笑いながらも2人でキッチンへ向かい、Aが調味料や料理器具の位置を確認していく。
―――
学校行かなくていいとか羨ましいですね←
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美紀 - コナン大好きです漫画とアニメと映画見るくらい大好きです更新大変だと思いますが頑張ってください応援してます (2018年11月10日 10時) (レス) id: 9b074a0665 (このIDを非表示/違反報告)
☆藤井伶菜☆(プロフ) - 高校卒業資格のところですが高橋沙羅じゃなくて高梨沙羅ですよー (2017年2月27日 6時) (レス) id: 685133b627 (このIDを非表示/違反報告)
とみ - 一瞬で気づくのすごい (2016年4月22日 11時) (レス) id: 86e9b475ac (このIDを非表示/違反報告)
PIRANIA同盟 - わぁーーーー!! マジで神小説ですっ!!!! 何度も1から読み返してます…(照/// 応援してます。 どんどん新作出してください!! (2015年10月31日 13時) (レス) id: 6a6985e085 (このIDを非表示/違反報告)
こっちゃん(プロフ) - ひとつだけ言わせてください!新一はお母さんのことを「お袋」じゃなくて「母さん」って言ってますよぉ。 (2015年5月7日 20時) (レス) id: e6681ad596 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:kaka | 作成日時:2013年5月10日 15時