英国紳士の妹は名探偵！【名探偵コナン×APH】

３P:敬語-Honorific- ページ3

授業が終わり、帰ろうと教室を出ようとした時、誰かに腕を掴まれた。

『？』

振り返ると、掴んだ犯人は毛利さんの隣にいた女性。←

鈴｢あの、一緒に帰りませんか！？｣

『What!?え、いきなり…？』

鈴｢ごめんなさい、貴方の事もっと知りたくて！！｣

この子そういう趣味なのかな…←
僕女だよ？あれぇ…←
まぁ、いいか。僕もこの二人の事知りたいし。

……友達、とかになれるかな…//

『OK,一緒に帰ろうか』

鈴｢やった！｣

毛｢良かったね、園子！｣

『園子？
…あぁ、君の名前か。
君は毛利………えっと』

毛利さんに向けて名を聞く。

毛｢あ、蘭です、下の名前。宜しくお願いします｣ﾍﾟｺ

『あぁ、よろしく園子、蘭』ﾆｺ

……あれ、二人とも顔真っ赤にして固まった←

毛｢ところで、私の家に寄っていきません？
園子がまだ貴方と居たいみたいで｣

鈴｢ちょ、蘭！//｣

蘭の言葉に、園子が微かに頬を赤らめる。

『僕は構わないけど…
君の家は大丈夫なの？』

毛｢あー、家に帰ってもお酒飲んだ父親しかいないんで｣←

『あぁ……君のお父さんも結構な酒乱タイプなんだね…』←

鈴｢もって事は貴方のお父さんも？｣

『いやぁ、僕の場合は兄なんだけどね…』



その後暫く僕の兄について話に花が咲いた。

取り敢えず僕は日本に電話しないと。確か人名で呼ぶんだっけ……

《日｢はい、Aさんどうなされました？｣》

『菊、僕、今日友達の女の子の家に寄ってから帰るよ。
…ごめんね』

《日｢いっ、いえいえ！
謝る事ではないですよ。
楽しんできて下さいね。
それにしてももう友達ができたのですか。
爺感激です！｣》

機械越しでも、本当に心から喜んでくれてるんだと言う事が分かる。
いつも落ち着きのあると聞いている日本が、今は少しtensionが高い。

『爺って…
でもありがとう。』

いえ、では夕食用意して待っていますね

そう言って電話を切った日本。
日本は優しいな、イタリア達がお母さんみたいだ、というのがなんとなく分かる。←

『待たせたね。
それじゃぁ、えっと…行こうか』

｢｢はいっ｣｣



(『敬語じゃなくていいよ？』)
(鈴｢じ、じゃぁ呼び捨てでも…！？｣)
(『うん、いいよ』)
(毛｢じゃぁA、よろしく！｣)
(鈴｢よろしく！！//｣)
(『よろしく』ﾆｺ)

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