1P:序章-prologue- ページ1
『A・カークランドです。
イギリス・ロンドンから来ました。
よろしく』ニコ
教室の黒板の前で、微笑みながら自己紹介をする。
いい終わった瞬間、女子達の黄色い悲鳴が教室内に響き渡る。
日本人女性はヤマトナデシコなんじゃなかったのか…?←
先「じゃぁ、毛利さんの隣の席ね。」
『はい』
歩いている間も、二種類の視線を感じる。
……女子達の熱い視線と、男子達と恨めしい視線。←
ガタッ
『よろしくね、毛利さん』
毛「あっ、は、はい…//」
毛利さんの顔が赤いけど、スルーしておこう。←
しかし、何だって僕はこんな事に…
僕は先生の話を聞きながら、昨日の事を思い出していた。
-時間を遡って昨日の夜-
『呼びましたか、兄さん』
兄さんの部屋で、ソファに座り、紅茶を飲みながら兄さんに問う。
英「あぁ、あのよ、実はな、上司に「ロンドンを日本に留学させる」って言われて…」
『は!?』
ロンドンとは僕の事。それはまぁいい。それより、
『留学ってどういう事ですか!?』
英「しっ、仕方ねぇだろ!!
俺だって昨日聞いたんだよ!!
それにもう決定事項だって……」
『はぁぁ…』
英「…悪い」
兄さんが謝る事ではない。むしろ上司が悪いのだ。でも、僕は生憎、兄さんの様に日本に何度か来日、等と言う事もした事がない。
日本とは何度か会った事はあるのだが、大体兄さんを通じての会話で、イマイチ日本の性格を掴めていない。
『仕方がないですね、決定事項なら断る事もできませんし…』
英「ほ、ほんとにごめんな」
『気持ち悪いですよ兄さん。』←
英「なっ、人が折角謝ってるっつーのにお前なぁ…っ!」
『僕は大丈夫ですから、謝らないで下さい。
早速今日から日本に行きます。
上司にそう伝えてください』
では、と一礼し、兄さんの部屋から去った僕。
正直、不安しかない。←
留学…と言う事は、高校だろうか。勉強をまた一からしろと?世界史とかやる意味無いのに。むしろその場にいたのに←
とまぁ、そんなこんなで、兄さんが日本にかけ持ってくれ、日本に滞在中は日本の家に居候する事になった。
あと一般国民にはくれぐれも自分が国だという事がバレないように、だそうだ。
先「__それでは一時限目の用意をして下さい」
気が付いたら朝のHRが終わっていた。
_ま、なんとかなりそうだな。
そう思っていた僕は、これからの色んな事件に巻き込まれる事を知らない。
(『少し楽しみ、なんて』)
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斑(プロフ) - 劉さん» こんばんはー!了解、ギルちゃんに一票!(劉のためにw)更新頑張るわー、ありがとー (2015年2月19日 22時) (レス) id: 222ce81197 (このIDを非表示/違反報告)
劉(プロフ) - こんばんわー!是非ギルにしたってください(俺のためにw)!と言うことで、ギルベルト君に1票です!更新頑張ってね!(^^) (2015年2月19日 21時) (レス) id: e2cc5105f9 (このIDを非表示/違反報告)
斑(プロフ) - 忍MMTさん» 了解です!!ギルちゃん良いですよね、俺もギルちゃん好きです(*´ω`*)アンケート&コメントありがとうございました!! (2015年2月19日 20時) (レス) id: 222ce81197 (このIDを非表示/違反報告)
忍MMT(プロフ) - こんにちは?僕はギルベルトが大好きなので、ギルベルトに一票です (2015年2月19日 20時) (携帯から) (レス) id: 22c68d2be0 (このIDを非表示/違反報告)
斑(プロフ) - 桃忍@普領(1582年生まれ)【忍MMT】さん» ありがとうございます!!まぁ、この事件はコナン知ってる人なら誰でも知ってると思いますwこれからも頑張りますのでどうか生温い目で見守って下さいませ。コメントありがとうございました!! (2015年2月11日 19時) (レス) id: 222ce81197 (このIDを非表示/違反報告)
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