61話 ページ23
あれから私達は
甚爾様のお食事を食べ終えた
今は、りぃと一緒に
「コラりぃ!シャワー水にすんな!
冷てえだろうが!!」
風呂に入っている
凛「ハハッ…悪ぃ悪ぃw」
「笑いながら謝んじゃねぇ!」
ったくコイツぁ…
私も湯船に浸かる
凛「にしても…」
「あ?」
凛「お前の体…引き締まってるな…」
「どこ見てんだよ?!」
何を見てんだ!!
凛「や、ホントに冗談抜きで
…あの甚爾パパに鍛えてもらってんのか?」
「お前くらいだよ…あの甚爾様を
フランクな呼び方で呼べるなんて…」
初めて聞いた時は目ん玉ひん剥いたぞ…
甚爾様も甚爾様で爆笑なさるし…
凛「はぐらかすなよ…」
「鍛えてもらってる
だから同年代よりかは
筋肉量多いと思う…」
凛「凄いな…」
「お前も一緒にするか?」
凛「え…」
「や、だから、美玲ちゃんの修行に
お前も参加するか?って言ったんだ
別に一人教えるも二人教えるも
大差ねぇから…」
凛「いいのか?」
「別に…構やしねぇよ…」
凛「ありがとな!」
りぃは屈託の無い笑顔でそう言った
「おう!」
凛「欲を言えば甚爾パパに教えて貰いたいなー」
「やめとけ…死ぬぞ」
凛「そこまで?!」
「私でも死の淵をさまよってる時が
あんだよ…ま、そこも含めて甚爾様は
加減なさってるんだろうけどな…」
凛「凄いな…お前の師匠…」
「あぁ…ある意味、自慢の師匠だな…」
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作者名:nakataniayaka20 | 作者ホームページ:http://http://uranai.nosv.org/personal.php?t=nakataniayaka20
作成日時:2022年3月12日 6時