【銀魂】俺の周りに色男が多い件について【男主】

九十六話 ページ48

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NO side




__Aが土方の優しさに赤面してるその頃




「久しぶりの地球だ、面白い奴居ないかな〜」




ﾆｺﾆｺと笑顔を浮かべて一人の男が町を歩いていた


ピンクサーモン色の髪に一本にまとめられた三つ編み、晴れだというのに手には傘



...それは紛れもない、宇宙海賊、春雨の団長の姿だった




・




___「聞いた？この前あった人斬りを素手で倒した女の子の話」



___「聞いたわよ！すごく綺麗な顔した女の子なんでしょ？一度見てみたい〜」



___「それがね、ここ最近また人斬りが出るようになったじゃない？だからその子が姿現すかもれないって噂なのよ〜」



___「あらそうなの、その子が助けてくれるなら私襲われても良いかも」




根も葉もないただの噂


本当の事だったとしても所詮少し強いだけの女の話



...それだけのハズなのにこの話題には随分と興味を惹かれた




「おい、その女の名前分かるか」




男がそう聞けば女達は一瞬怪しむものの、その男のルックスと溢れ出る色気に顔を赤くしながら答えた




「え、えぇ確か...」




・




男は一人歩き、煙管を吸いながら先程聞いた名前を口にした




「...真田A」




男は名前を呼ぶとﾆﾔｯと妖しい笑みを溢し、人混みの中へと消えていった




___紫の髪に、左目に巻かれた包帯が特徴的な男だった








【To be continued】

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