【銀魂】俺の周りに色男が多い件について【男主】

八十八話 ページ40

・




「.........は？」



『だから、これは夢じゃなくて現実なんだよ』




何処を見てるのかも分からないくらい目を丸くして、十四郎さんは固まった


瞬きすらもしないで、というか息をしてるのかも分からないくらい固まってる




...え、これ生きてる？



大丈夫なやつ？




『十四郎さーん？』




名前を呼んで目の前で手を振る



すると目に光が戻り、ﾊｯと意識を取り戻したかと思うと




『ん？何処行くんだアンタ』




俺の上から退いて何処かへと歩いて行った



そして




ﾁｬｷｯ




『おｫｫｫｫい！！！！？バカ！！！早まるなニコ中マヨラーｧｧｧｧ！！！！』




鞘から刀を抜き、その刃を自分の腹に向けていた


もちろん放っておくわけにもいかないので全力で止めに行く




『何てことしてるんだ落ち着け！！！』




十四郎から刀を奪い、倒れた(というか俺が倒した)勢いで俺が十四郎さんの上に跨がる形になった




「あぁ...マヨ子が俺を迎えに来た」



『マヨ子！？マヨ子って誰！！？』



「安心しろ、今からそっちに行く...」



『戻って来ｫｫｫｫい十四郎さｧｧｧｧんんん！！！』




ﾋﾞﾀｧｧﾝ！




「ﾍﾌﾞｯ！」




とりあえず全力でビンタを食らわしといた




----




コメント欄にありましたオチにつきましては、例の中二病色男と春雨スープの団長が登場してある程度イチャつかせてからお知らせしたいと思います


何とか私が春休み中である間にあの二人を登場させますのでもう少々お待ちください！

八十九話→←八十七話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す