【銀魂】俺の周りに色男が多い件について【男主】

八十七話 ページ39

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...。




......え？




撫でるのを止めて俺を強く抱き締める土方さん




...やっべ、今ので完璧目覚めたんだけど




...。




好き？あの土方さんが俺を？



鬼の副長と呼ばれて俺の尊敬してるあの土方十四郎が？




俺のことを？




...。




SUKI！！！？




『あ、あの土方さ、』



「夢の中なんだ、今だけでも名前で呼んでくれねｪか」




俺の肩に顔を埋めて強請るように名前で呼べと言ってくる土方さん




...いや、




誰ｪｪｪｪｪ！！！？



俺こんなに可愛い人知らねぇぞ！！！




展開が早すぎて中々追い付いていかない頭をフル回転させて今の状況を確認する




俺が物音にビビる

↓

土方さんにくっつく

↓

土方さんが起きて意味もなく俺に迫る

↓

土方さんは今のこの状況を夢だと思ってる



...。



土方さん、これが現実だと知ったらどうなるんだろう(遠い目)




『あの、土...十四郎さん』



「何だ」




名前で呼んだことに満足したのか、十四郎さんはすぐに反応して顔を上げた




『これ、夢じゃなくて現実です』

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